ピックアップをRetroTonePickups P-90JM”The Egg” に換装しました

Bacchus Jazzmaster BJM-60E-Kのリアピックアップ「Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmaster」の音のすっきりしすぎさを解消すべく、Retro Tone P-90JM”The Egg”を購入。換装しました。

ANTIQUITY for Jazzmasterのレビューはこちら⇒ ピックアップ交換 Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmaster

Retro Tone Pickupsで購入

今回換装したのは、Retro Tone Pickupsの「P-90JM “The Egg” 」。

ギブソンP90の構造を参考にジャズマスターPUをデザインしなおした非常に魅力的なサウンドを持つシングルコイルPU

とのこと。JazzmasterとP-90の良いとこ取りみたいなピックアップなのかな。ということでずっと気になっていました。

注文から納品はだいたい1ヶ月半くらいかかった。個人工房なのでのんびり待ちましょう。

細かい仕様もオーダーできるけど、とりあえずデフォルトのメニューで注文。もし今後仕様変えたくなった時も、改造で請けて頂けるっぽい。その辺のフレキシブルさも個人工房の良さですね。

箱はおしゃれでとてもナイス。中にネジとかバネは入ってないので、今までのを使うかお気に入りのものを用意すべし。
P-90JM箱

説明書も無い。ピックアップ本体を見ればわかるんだけど、どの配線がホットかコールドかをわかるようにしてくれた方が親切かも。

ピックアップ本体の裏側。アルニコ5マグネットが2本貼り付けられている。ワイヤーはちゃんとしたヴィンテージスタイルのクロスワイヤー。
P-90JM裏側

左がAntiquityピックアップで、右がP-90JMピックアップ。Antiquityの方が薄汚れてて(笑)確かに使い古されたピックアップっぽい。P-90JMはボビンもマグネットも綺麗。
AntiquityとP-90JM

サウンドレビュー

P-90ピックアップって、ストラトの一般的なシングルコイルみたいな澄みきったクリアーさではなくて、どこか湿ったようなダークさがあると思うんですよ。歪みでもクリーントーンでも。Gibsonらしさというか、ジャズとかブルースでイメージされる感じというか。

ジャズマスターの方がもっと明快というか、ジャキーンとしててやっぱりFenderらしさがどこを切ってもある。

P-90JM “The Egg” は、ジャズマスターらしい明快さを保ちつつ、中域に湿り気のあるP-90らしさも加わってとても良い。単に「ちょっとパワー感の出たジャズマスターピックアップ」というだけでは語り尽くせない奥深さ。これでもうリアピックアップ単体で弾いた時に、淋しさは感じない(笑)。

さらに予想以上に良くなったのが、フロントピックアップとのミックストーン。今までのAntiquity同士のミックスから、リアピックアップのパワー感が増したことで、荒々しさもアップ。これホント良い。

まとめ

注文する前は、「ジャズマスターらしさが無くなったらやだなあ」とか考えていたが、全然そんなことは無かった。しっかりとジャズマスターさがありながら、P-90のニュアンスも加わった逸品。

音も作りもしっかりしている製品。とても気に入りました。

P-90JM装着

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