Fender Mexico INORAN ROAD WORN JAZZMASTER

Fender Mexico INORAN ROAD WORN JAZZMASTER、購入!!

なかなか書く時間がとれませんでしたが、先月発売されたばっかりのFender Mexico INORAN ROAD WORNR JAZZMASTERR、購入しました!!

いやー、クッソかっけえ…!!
Fender Mexico INORAN ROAD WORN JAZZMASTER

First Impression

まず生音がでかいです。ネックに耳を近づけると、ネックから音が鳴るのがわかります。Bacchus Jazzmasterも良い鳴りしてると思ってましたが、ROAD WORN JAZZMASTERの方が一段上。振動がお腹にビンビン響いてきて気持良い。

ネックの太さはほぼ同じ。
なんだけど、最初はBacchus Jazzmasterの方が慣れもあったのか全然弾きやすかった。時間とともにROAD WORNも弾き難さは感じなくなった。

フレットはROAD WORN JAZZMASTERもしっかりしてるんだけど、Bacchus Jazzmasterの方が綺麗に角を取っていて処理が綺麗。ここは日本製の丁寧な作りが感じられる。

ボディの重さは量ってないけどROAD WORN JAZZMASTERの方が軽く感じる。
そこでネック接合部のところでボディの厚さを測ってみたら、Bacchus Jazzmasterは43mmだったのに対し、ROAD WORN JAZZMASTERは40mmだった。
重さも厚みも違うのであれば、鳴り方が違うのも当然か。

Sound Impression

プラグインしてみる。

リアピックアップはパワー感があるというか、音が前に出てくるというか、凄いガッツのある音。ハイミッド近辺の音域がジャッキンジャッキン来る。

フロントピックアップは太い、若干ルーズな音。甘いというよりは太いかな。少々色気というか艶というかが無いような気もする。
プリセットコントロールにするとその傾向がより顕著になる。

リアとフロントのミックスはジャッキンジャッキンとルーズな感じがミックスされて良い。

ボリュームやトーンを絞ると、音像がぼやけて存在感のない音になってしまう。内部パーツ交換が捗りそう(笑)。

低音の出方が、Bacchus Jazzmasterの方は重心は低くてどっしりしてるんだけど、悪く言うとネムイ感じ。
ROAD WORN JAZZMASTERの方が低音が太く、かつエッジが効いてて暴れん坊な感じ。
ピックアップがAntiquity+P-90JMとAmerican Vintage ’65 Jazzmasterの違いもあるかもしれない。
ボディの厚さの違いはだいぶ関係してそう。
あと配線材やブリッジ等も違うし、その辺を変えたらどうなるか面白そう。

クリーントーンはハリがあって、ストラトほど綺麗ではなく多少ざらついているが、力強いクリーン。

ノイズは多め。Bacchus Jazzmasterだと全くノイズの出ないセッティングでも、ROAD WORNで音を出すと結構ノイズが出る。しっかりノイズ対策したいところ。

まとめ

シグネチャーモデルの位置づけとして多少の妥協点と作りの粗さは見えるけど、素材の良さがビンビン感じられるギター。永く付き合っていけそうなギター。じっくりと弾き倒してあげたいギター。早くもメチャ好きになっています。

本人が弾いている動画。アンプが違うからか俺のはこんなにざっくりしたトーンじゃないけど、ワイルドで良い音です。あんまりヴィンテージな感じじゃないかな。

Photo Gallery

ラッカー塗装の風合いと、程々に入ったレリックが超カッコいい。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

ボディ裏にもレリック入り。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

ネック裏は塗装が剥がされていてサラサラの手触り。直に木の感触がある。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

INORAN ROAD WORN JAZZMASTERのトレードマークでもある、横に配置されたプリセットコントロールスイッチ。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

ブリッジ等の金属パーツも使い込まれた感じの加工がされている。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

ボリュームやトーンのトップハットノブもこのとおり。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

指板は、ローズウッドがフラットに接着されたスラブボードタイプ。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

ナットは擬似牛骨なのでちょい安っぽい。ローズウッドの色は濃い目の焦げ茶で好きなタイプ。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

ボディの裏からネックの接合面までが24mmで、Bacchus Jazzmasterのは28mmだった。ボディ厚の差を考えると、ROAD WORNの方が少しだけ深く接合されてるのかな。
あと指板の端がちょっとえぐれてるが、これもおそらくレリック加工の一つなんだろう。
指板の厚さも微妙に違っていて、12フレットのところでBacchus Jazzmasterが3mm、ROAD WORNは2mmだった。指板の真ん中での高さは同じだった。
ROAD WORNの方がメイプル成分が多いネックのようだ。
Fender Mexico INORAN Jazzmaster

 

 

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