Fender Mexico INORAN ROADWORN JAZZMASTER & Mastery Bridge Offset Mastery Vibrato

Fender Mexico INORAN ROAD WORN JAZZMASTERのナット交換、メンテナンスをしました

新しい愛器、Fender Mexico INORAN ROAD WORN JAZZMASTER のナット交換、初期メンテナンスをしました。

ナット交換はさすがに自分ではできないので、都内のリペアショップ「ギター工房弦 」さんに依頼。
ナット交換とともにトータルチューニングというメニューも依頼。ネックの反りやらオクターブチューニングやらをしていただいた。
作業時間はだいたい1週間くらい。非常に丁寧な仕事ぶりでした。

JAZZMASTERのナット交換、トータルチューニング
https://gen-guitar.blogspot.jp/2015/11/jazzmaster.html 

先ずはネックが順反っているのでトラスロッドを締めて反りを修正します。
元のナットを取り外してナット溝を綺麗に整え、漂白牛骨ナットを成形して取り付けます。
弦高を見ながら弦溝を切り、弦高を12F1-6弦1.8-2.2ミリに調整します。
オクターブを合わせ、ナットを仕上げて作業完了です。

牛骨ナットは擬似牛骨より艶があって安っぽさは皆無。角も丁寧に処理してあって滑らか。
やってからちょっと後悔したのが、あめ色の無漂白牛骨の方が良かったなあと。単純に好みの問題ですが。
Jazzmaster 牛骨ナット

弦は、愛用のElixir Nanoweb、ゲージは10-52。その太さに合わせてナットの溝を成形してあるので、引っ掛かりもなくチューニングの安定にも繋がる。響きも良くなった感じ。
ちなみにペグは事前にGotoh SD510 H.A.P-Mに交換した。マグナムロックの弦交換の楽さを体感すると、もう戻れない。チューニングの精度も素晴らしい。
さらに「X-Finish」と呼ばれるメッキ仕様にしているので、とても味のある艶と高級感のあるくすみ具合。

また、トータルチューニングでネックの反りを直してもらったところ、めちゃくちゃ弾きやすくなった。新品でも多少順反りがあるのか、買った当初から微妙な違和感があったのが全く無くなった。
そして、全然メンテナンス無しで何の違和感も無かった、Bacchus Jazzmaster BJM-60E-Kのネックの精度の高さを改めて実感。

ともかく、自分のギターの弾き心地にどうしても違和感がある人は、プロにネック調整をしてもらうことをオススメします。

あと、アームユニットを事前にMastery Bridge Offset Mastery Vibratoに交換。やっぱりアームの滑らかさはこれでないと。
Mastery Bridge Offset Mastery Vibrato

ブリッジもMastery Bridge M2に交換したかったが、ブリッジポストとギター本体のブリッジホールのサイズが合わず取り付けられなかった。
(予備で太さの違うポストが付属しているが、それも合わず)

リプレイスメント用のパーツも売っているのでそれに交換してやれば良さそうだが、ガッチリ固定されているのでちょっと素人手では厳しいかも。
というわけで現状はデフォルトのブリッジにBUZZ STOP BARを付けている。でもBUZZ STOP BARって装着したときの見た目がメカメカしくてJazzmasterらしいルックスでなくて、あんまり好みではないかも。
ただこれはこれでテンション感もコマ落ちも無く、とりあえずはこのままでも良いかなあと思ってもいる。しばらくはこのままでいってみよう。

ハードウェア的なカスタムやメンテナンスはだいぶ満足のいく仕上がりになってきた。次は中身いじりかな。

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