flying teapot Rum and Coke RED

flying teapot Rum and Coke RED

flying teapotの新作ファズペダル、Rum and Coke REDを買いました。前々から同シリーズはいつか買おうと思っていて、新作が出たタイミングでえいやとポチりました。結構早めにポチったからかシリアルは10番台前半でした。

flying teapot Rum and Coke RED

先行予約で買ったので、Redのトランジスタは「Motorola社製2N5087はオリジナルラムズでも使用されているトランジスタ」だそうです。よくわからんが強そうですね。

flying teapotのファズは一台持っていて大変個性的なペダルなんだけど、こちらは王道のファズ加減とマニアック加減が良い具合にブレンドされた、使いやすくも荒々しい轟音ファズです。

スペック

  • サイズ:108×145×65mm
  • 重量:720G
  • 消費電流:30mA以下

サイズは結構ズッシリきます。重い方が重心が低い音がする印象なので、重くて結構。

ルックス

見た目は大変にかわいい。まつだひかり先生によるイラスト。傷防止にアクリルプレートもついてきます。

flying teapot Rum and Coke RED

コントロール

  • Volume:音量。他のスイッチの塩梅により、かなりでかい音が出ます。
  • Tone:Tone Shiftスイッチの設定によりトーンの効き具合が変わります。
  • Sustain:ファズの深さ。
  • Bypass:トゥルーバイパスです。flying teapotペダルのフットスイッチの踏み心地、めちゃくちゃ良いんですよね。
  • Gate Control:ファズのゲート感を調整。最小がデフォルトで、ファズディストーションサウンド。回していくとブチブチブリブリのファズになります。
  • Tone Shift:Centerが基本のトーン、Rightが中域強調、Leftが低域強調。キャラクターがガラッと変わって面白いです。
flying teapot Rum and Coke RED

ちょっと隠れたところにツマミやスイッチがあるとそそられますね。

レビュー

まず音がでかい。そしてサスティンがすごく長い。単音で弾いてもコード弾いてもすごい伸びる。ズガーンと弾き倒したくなる轟音。

Sustainを13〜14時くらい、Tone上げ気味にしてやると、少しファズみが少なくなってディストーションライクなサウンド。コードのニュアンスも出るし、これはずっと弾いていたくなるくらい使いやすい。

GateとToneShiftのおかげで、重めのオーバードライブ、ヘヴィなファズディストーション、ビチビチファズまで音作りの幅は広いです。Toneの効き具合も変わって、たいていの歪みキャラクターはこれ一台で作れるくらい色々できる。でも基本的には轟音ファズなので、ブレない潔さがある。

個人的にはToneShiftはLeftが音もデカくてローがしっかりしていて荒々しい歪み感で好みかな。どのShiftでも良い音ですよ。

ゴリゴリに歪ませてもギターのヴォリューム操作で適度な歪み感に落とせるのも使いやすい。クリーンにはならないけど。

まとめ

決して安くはないペダルなんだけど、ピーキーなところは全然無くて、非常に弾きやすい。見た目も良いし色々できるし王道のファズサウンドも楽しめるこのペダルは大変に良いですよ。見つけたらぜひ試してほしい。

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