StudioDaydream FETBOX CUSTOM V8.0

StudioDaydream FETBOX CUSTOM V8.0

あけましておめでとうございます。2025年ということで当ブログの一番古い記事が2007年だったのでこれで18年めです。今時ブログなんていうメディアは下火もいいところなんですけど、いまだに2007年ごろの記事を読んでいただいてアクセス上位に上がってくるので今更やめるにやめらんねえ。まあ財力的にレンタルサーバー代が払えなくなるくらい困窮しない限りは細々と続けていくと思います。

さて、2024年末あたりにStudioDaydream FETBOX CUSTOM V8.0を買いました。

深紅の筐体がかっこいい。

StudioDaydream FETBOX CUSTOM V8.0

スペック

  • コントロール:CLEAN VOLUME、CH2 VOLUME、GAIN、TREBLE、BASS、HI GAINスイッチ
  • サイズ:縦x横x高=66x117x55mm
  • 電源:9vDC/センターマイナス/2.1mmピン
  • 消費電流:約95mA
  • トゥルーバイパス

ボディがちっちゃくてツマミが多くて背が高いので、実物は見た目以上にツマミの存在感があります。前のバージョンではHI GAINスイッチがボディ内部にあったんだけど、このバージョンでは外に出てきて使いやすくなっています。

サウンド

クリーンチャンネル

キレのある綺麗なクリーントーンです。艶というより混じり気無しの純水みたいな綺麗さ重視のクリーン。

今バージョンはオリジナルのプリアンプを踏襲し、CLEAN CHで微妙なトーンバランス調整を行うと共に歪まない仕様としました。(HI GAINスイッチOFF時)

とのことだけど、それでもヴォリュームを上げていけば多少歪む。ツマミ12時以降くらいでちょっとづつ歪んでいく。音量や音圧がぐわっと盛り上がってくる感じでは無いので、クランチ目当てでクリーンチャンネルを使うのはちょっと辛いかな。

CH2チャンネル

クリーンチャンネルの印象からもっと綺麗めのジャッキリした歪みかと思いきや、中低域豊かできめ細かくしっかり歪むタイプ。ゲイン12時くらいのクランチでも十分ハリがあって良い音。GAINマックスまで上げるとかなり歪む。クリーンチャンネルとの対比が良いですね。

TREBLE、BASSの効き方はすごい独特。ただ上げ下げすればいいのではなく相互に干渉しあって効くので、ちょうど良いところを見つけるのが難しい。個人的にはTREBLEが13時、BASSが10時くらいがちょうど良い塩梅な感じかな。

HI GAINスイッチ

HI GAINスイッチは相当ゲインが稼げる。ディストーションかと思うくらいさらにゴリゴリに歪む。CH2チャンネルとキャラクターが同じなままバランス良く歪んでくれるので使いやすい。
でも両チャンネルに効いてしまうので、HI GAINスイッチをONにしたハイゲインと真っさらなクリーンがチャンネル切り替えで使えないのはだいぶ勿体無い気がする。ここは残念なところかな。

StudioDaydreamのペダルややっぱりノイズレス

FETBOXの他にもいくつか同工房のペダルを持ってますけど、総じてノイズレスです。ゲインMAX、HI GAINスイッチONでも許容範囲内、ピーとか発振もしない。非常に扱いやすくて良いですね。

Matchless COOLBOXと比較してみた

FETBOXの元ネタがMatchless HOTBOXとのことで、兄弟ペダルのMatchless COOLBOXを引っ張り出してみました。

Matchless COOL BOX

FETBOXのクリーンチャンネルとの違いとして、COOLBOXはめちゃくちゃ音圧あります。あと艶感。アンプが別物になる。ヴォリュームを上げていくと、バリっとした極上のクランチ。FETBOXはそこまででは無いけど、高域の煌びやかさとか音色の綺麗さは結構近いものがあると思います。

CARL MARTIN Hot Drive’n Boost Mk3と比較してみた

2チャンネルのドライブペダルということでCARL MARTIN Hot Drive’n Boost Mk3も引っ張り出してみました。

CARL MARTIN Hot Drive'n Boost Mk3

FETBOXとの比較として、HDB3のBoostチャンネルは音量音圧がめちゃ上がります。9時くらいでもう原音より大きく、10時くらいから歪んでくる。艶感はCoolboxと比べちゃうとそれほどでは無いですね。歪の質感はちょっと荒々しくて、FETBOXの方がまとまりがあって綺麗に歪みます。
HDB3の良いところとしては両チャンネルを同時にONできるってことですね。どっちかのチャンネルを基本に音作りしてもいいし、両方をミックスして音作りしてもいいし、改めて試すと使い勝手がめちゃくちゃ良いですね。

まとめ

とても使いやすいペダルなんだけど、HI GAINスイッチとクリーンチャンネルの関係などちょっとだけ微妙な部分もあります。

単体で使うならそのままで良いけど、いろんなペダルに混ぜて使うなら歪み用かクリーン用どちらかにチャンネル固定して入れるかな。なかなか悩ましい。どちらも音良いだけに。

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