Legend LJM-300 ジャズマスタータイプ、通称レジェマス改造日記です。

数年前、中古で2万5千円程で購入。通常のジャズマスタータイプよりもボディが小ぶりで、ロングスケールのネックと微妙にバランスが悪い。このあたり、メーカーの写真とだいぶ違うので、実物をよく見ないで買って、あれ、何かいまいちジャズマスターぽくないじゃん、と思った。
また、フレットは残っていてネックの反りもほとんど無かったが、フレットの高さがバラバラでチョーキングの音切れ多発、ナットも非常にショボく溝の深さがバラバラで、非常に演奏性が悪かった。このへんは安物の作りだなあという感想。

だけどP-90タイプのピックアップとジャズマスタータイプのボディという、個人的な好みに非常にマッチしていたので、何とか使えるものにしようとネック交換を決意し、ヤフオクを漁ったところテレキャスターのネックが廉価で出品されていたので落札。

取り付けたところがこんな感じ。↓
Legend LJM-300 改

ネック周りについて

ネック周りは大事なので、ナット部分だけリペアショップに依頼し、牛骨ナットを取り付け使用ゲージの太さ(10-48)に合わせて溝切りしてもらった。
ペグはデフォルトネックに付いていたちょいショボイのが使い回しできたので、そのまま流用。
メイプル杢目が浮き出た極太ネックで、弾き心地もワイルドに改善。ただ、ボディとの重量バランスはさらに悪くなった感じ。
Legend LJM-300 改 ヘッド

ピックアップについて

ピックアップはPowered by LaceのP-90タイプ。
ヤフオクで安めのタイプを漁って2セット4,000円程で発見。
Legend LJM-300 改 Laceピックアップ

このピックアップ、廉価な割にはしっかりとした音。特に厚みのあるジャリッとしたオーバードライブサウンドが気持良い。
リアで細くなりすぎず、フロントでルーズになりすぎず、ウェルバランス。フロント+リアのミックスがまた良い。エッジの立った荒々しいサウンド、かき鳴らすにもってこい。

クリーントーンも、少し癖があるけどハリのあるキャラの立った音で、好印象。

さらに、さすがLaceピックアップというところでP-90タイプなのにローノイズ。とくにミックスポジションでハムキャンセル効果があるのだが、これがまた凄い効き目。ディストーションをかけてもビタッとノイズが消える。ノイズゲートいらずのピックアップ。

良いところだけでなく悪いところもある。
アンプのチャンネル切り替えやエフェクターのオンオフみたいに切り替えたクリーントーンは良いのだが、手元でギターのヴォリューム操作でクリーントーンにすると、どうも腰の無い倍音の無いナサケナ〜イ音になってしまう。この辺はやはり廉価ピックアップといったところ。基本はギターのヴォリューム全開でかき鳴らすのがピッタリだろう。

内部配線について

内部配線はシンプルに、Northern Electricの単線、コンデンサーにサンガモ0.047μF、お約束のCTS製ポット250KのAカーブ、スイッチクラフト製ジャック、3点セレクターでまとめた。
キャビティ内にはノイズヘルを塗りたくって、ラグでアースを取っている。ピックガード裏にも銅箔シールを貼った。ローノイズなLaceとはいえP-90タイプなので、ノイズ対策はしっかりしておきたいところ。
見事な弁当箱キャビティなので、作業がとても楽。ボディのザグリが大きいので、音もなんだか箱鳴りのような感触がある。

Legend LJM-300 改 内部

総評

安物の割にかなり使えるギターになったと思う。まあパーツ代やリペア代もそこそこかかったので、最初から普通にギター買った方が手っ取り早いわけだが…。
ブリッジやペグも換えていけばチューニングや演奏性の面でも詰めていけるとおもうが、そこまでする気もないので、これで打ち止めにしようと思う。

2015年05月17日追記

配線を、All PartsのAMERICAN METAL NET WIRE、コンデンサーを無銘(Cornell Dubilier たぶんMallory 150’s フィルムコンデンサ)の0.047μF、600VDCに換えてみました。
150517

結果的に凄いマッチした。
今までの配線で使っていたNorthern Electricでは、ヌケは良いが微妙に美味しくない帯域にある倍音がどうも気になるようになってしまった。
そこでGibsonタイプのハムバッカーに使われるAMERICAN METAL NET WIREに換えたところ、重心が落ちて良い具合に落ち着いたトーンになった。それでいてヌケの悪さも感じず、荒々しさはそのまま。
網線をアースに落としたので、少しノイズレベルも落ちた感じ。やっぱりP-90タイプにはシールドワイヤーが良いのかな。

コンデンサーは、どこでいつ買ったのかすら覚えてない(笑)、モデル名もプリントされてないので何というコンデンサーか分からない。いろいろ検索したところどうもCornell Dubilierっぽいのだが。(それはこれだよって分かる方がいたら教えてください) どうもMallory 150’s フィルムコンデンサっぽい。
このコンデンサーもアタリだった。絞ると何とも甘く太いトーンになる。高域が削れて中域がぶっとくブリブリになる。エッジも残っていて、これは超気持良い。

ギターのパーツって値段の高さではなく、やっぱりマッチングだなと改めて実感した次第。

この記事を書いた人

へたれマカー日記

ギターとMacとNBAが好き。
最近は駅メモばかり。