Lovepedal Eternity

Lovepedal Eternity Handwiredのレビュー

Lovepedal Eternity、Lovepedalの超有名なフラッグシップペダル。ブティック系TSの草分け的存在。 入手したのは何年も前で、その時はいまいちこういうペダルの良さがわからずじまいだったんだけど、久しぶりに引っ張り出して弾いてみたらこれ良いぞと。 押し入れから引っ張り出してきたシリーズ。歳食ったってことかな。以下レビュー。

外観

現行ではサンバーストカラーの筐体。これはホワイト。だいぶレアらしいです。基本的には現行と変わらないと思うんだけど、ちょいちょい細かい仕様変更がされるらしいのでよくわからない。
スイッチ類はちょっと寄り目っぽくてそこだけは不満かな。白い筐体はだいぶ好き。ブルーのLEDはそれほど輝度が高いものじゃなく、まぶしくないちょうどいい明るさ。

Lovepedal Eternity

ハンドワイヤード!

Lovepedal Eternity

基板の配線とどう違うのかはわからないけど、ハンドワイヤードの配線です。Studio Daydreamのペダルみたいな超綺麗でAppleラップトップみたいな基板もそそられるけど、こういうハンドワイヤードも手作り感があって良いね。

裏側にはシリアルナンバー。#1067。

Lovepedal Eternity

音レビュー

右からゲイン、トーン(Grass?)、ヴォリューム。 わかりにくいところは皆無のコントロール。ゲイン、ヴォリュームの可変幅は大きい。

クリーンブーストから、グイとゲインを持ち上げてブーストしたり、ヴォリュームコントロールでプリアンプ的に使ったり。 意外と歪むので、単体でもイケる。
トーンは上げていくとカリッとして固さが出てくるんだけど、基本的にファットで中域が持ち上がる音なので、ちょっと上げ気味の方が音に締まりが出て良い。トーンを15時以降にするとちょっとノイズが乗ってくる。個体差なのかこのモデル特有の特徴なのかは不明。

トーンはある程度下げても使える音が出てくるが、落とし切るとさすがにモコモコのトーンになる。
音のキャラクターは中域が強調されたファットなトーン。TS系と言われてるけど、NUTUBE SCREAMERと比べてもだいぶローファイというか古臭い感触というか、だがそれが良い。NUTUBEの方がレンジが広い感じで断然モダン。

アンプは軽く歪ませたくらいで、Eternityをヴォリューム、トーン上げ気味でゲインを9時〜10時くらいでかませると、超気持ち良いクランチが出てくる。
ゴリッとイケイケに押し出してくるんじゃなく、音に纏わりついてくるような倍音とか歪み感が気持ちいい。ジャズマスターも良いけど、なんかハムバッカーのギターに合いそうな気がする。持ってないけど。TSでよく言われる低域が薄いということもなく、ローファイだけどコシがあってニュアンスも良く出るので、ずっと弾いていたくなる音です。

まとめ

Lovepedalのペダルはとても良いんですけど、やっぱり価格がね。ただ、やっぱ良いですねLovepedal。シンプルにビルダーさんの良いと思うペダルを手作りしてる感じで、メーカーのスタンスとしても好き。

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