MacBook Pro M4 14インチを買いました。2018年依頼のNew Macです。
本当はM3が出たときに買い替えようと思っていたんだけど、M3のスペックが微妙だったのと、円安でガンガン値上げしまくっていた頃なので様子見モードに入ってしまった。1年待ってもすぐには円高方面に行かなそうなのと、M4が悪くないバージョンアップだったため、買う決断をした。
6年ぶりなので気張ってM4 Proにしたろかとも思ったけど、自分の使い方じゃあまりにもオーバースペックのようだった。あと高いしね。
開封
スペースプラックは間近で見るととても精悍。ケーブルもブラック。充電器本体も黒で統一して欲しかったところ。
MacBook Pro 2018との比較
Intel Macとの比較なんてあまり意味ないかとも思うけど。
MacBook Pro 2024 | MacBook Pro 2018 | |
---|---|---|
プロセッサ | Apple M4 10コアCPU | 2.2GHz 6コアIntel Core i7(Coffee Lake) |
メモリ | 16GB ユニファイドメモリ | 16GB 2,400MHz DDR4 |
GPU | 10コアGPU | Radeon Pro 555X(4GB GDDR5) Intel UHD Graphics 630 |
ストレージ | 512GB | 256GB PCIe |
ディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2インチ 3,024 x 1,964px 解像度254ppi 1,000ニト広色域(P3) True Toneテクノロジー 最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート | 15.4インチ、2,880 x 1,800px 解像度220 ppi 500ニトの輝度 広色域(P3) True Toneテクノロジー |
ワイヤレス | Wi-Fi 6E(802.11ax) Bluetooth 5.3 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 最大24時間のビデオストリーミング | 最大10時間のiTunesムービー再生 |
キーボード | 感圧タッチトラックパッド Magic Keyboard US | Touch Bar 感圧タッチトラックパッド バタフライキーボード第3世代 |
サイズ | 31.26cm × 22.12cm × 1.55cm 1.55kg | 34.93cm × 24.07cm × 1.55 cm 1.83 kg |
ポート | Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3 SDXCカードスロット HDMIポート 3.5mmヘッドフォンジャック MagSafe 3 | Thunderbolt 3(USB-C)ポート x 4 ヘッドフォンジャック |
バッテリー駆動時間の差とかエグいっすね。
サイズ感の比較
下からMacBook Pro 2012、2018、2024。
15インチと14インチの差は結構大きい。重さ以上にサイズ感の小ささが感じられる。
MBP 2012は初のRetinaディスプレイMacとして長く使ってきて、最近は会社でZoom用途に使ってた。MBP 2018にその座を譲って引退です。
M4 Mac購入の決め手
M3を見送ってM4まで待った理由は以下のようなところ。
M4の良いところ
- 標準メモリが16GB
- Thunderbolt・USB-Cポートが右にも1つついた
- スペースブラックが選べるようになった
- バッテリー駆動時間がシリーズ最長の24時間
M3のダメだったところ
- 標準メモリが8GB
- Thunderbolt・USB-Cポートが左に2つしかない(M3 Pro、Maxには右にもある)
- スペースブラックが選べない(M3 Pro、Maxにはある)
特にメモリ16GBからになったのと、ポートが右にもついたのがデカいです。
メモリについてはM3は8GBスタートとか2000年代かよと。後からメモリ増設できないのに8GBを選択するのは考えられないし、アップグレードで3万すっ飛ぶのも納得いかなかった。16GBになったことで実質値下げですね。
ポートについては、オーディオインターフェースを右のポートに繋いで使っているから。MacBook Airに行かなかったのもそれが理由で、昔のMacは電源から一番遠いポートが一番音が良いとかいう都市伝説みたいなのがあったんですよね。そのせいで未だに電源の反対側のポートをオーディオ用に使っているという。今じゃどのポートでも充電できるので、もう意味無いかもね。
スペックの下限が引き上げられたので、MacBook ProのProチップじゃオーバースペックだけど、MacBook Airでは物足りない…という層にピッタリではないかと。
キーボード
安定の英語キーボード。打鍵感は大変良いですね。
バッテリー
バッテリー持ちはめちゃくちゃ良い。まだ余計なものをインストールしていないだけかもしれないけど、充電繋いでなくても何もしなければ全く減らない。ファンも全然回らないし、めちゃくちゃ省電力になってる。
ディスプレイ
MacBook AirじゃなくてProを選ぶ理由の一つがディスプレイの質ですかね。めちゃくちゃ綺麗です。実物を見ないと比較できないと思うけど、MBP 2018と比べても鮮やかさと精彩感が全然違う。量子ドットフィルムとやらのおかげですかね。
あとやはりリフレッシュレート120hzは使い続けていくと地味に効いてきます。見やすさがこれまた全然違いますね。
環境移行
新しいMacを買ったら手動でチマチマ環境整備するのがやっぱり楽しいですね。断捨離にもなります。
ブラウザ
基本ブラウザはやっぱりSafariを使っています。iOSデバイスとシームレス連携、やっぱこれは手放せない。
他にもVivaldi、Firefoxなど。
ユーティリティ系
Path Finder
手に馴染んだ高機能Finder。PowerPC Mac時代から使っている。これがないと始まらない。
iStat menu
メニューバーに色んな情報を表示できるツール。だから何だという気もするけど。
Mシリーズになってノッチが現れたためメニューバーの使い方も工夫したいところ。
PopClip
選択した箇所をiOSっぽいポップアップを出してくれるアプリ。大変便利。「選択して右クリック」という動作が「選択して自動ポップアップ」になるだけで相当快適になる。
Clibor
クリップボード管理アプリ。大変便利。Windows版もあるよ。
BetterTouchTool
トラックパッド、マジックマウスの動作をいろいろ拡張、制御するアプリ。これも外せないな。
Karabiner-Elements
キーボードマッピングをカスタマイズできるアプリ。英語キーボードの英語-日本語切り替えに必須。
AppCleaner
アプリアイコンをドラッグ&ドロップするだけで関連ファイルごとアンインストールできるアンインストーラアプリ。地味にこのアプリも長く使っているけど、とても使いやすいので代替が無い。
The Unarchiver
アーカイブファイル解凍アプリ。
メーラー
Spark
同じアプリのiOS版とともに大変使いやすいです。
アンチウィルスソフト
Sophos Home
Macでもフリーでちゃんとしたアンチウィルスソフトならこちら。
アンチウィルス用途ならフリー版で十分かな。
音楽系
Amplitube 4
アンプ・シミュレータ・ソフト。
真空管アンプ買ったので最近はあまり出番無し。
前に書いたレビュー。
https://hetaremac.com/dtm/4160/
Audirvana Origin
ハイレゾ対応音楽再生ソフト。iTunesで再生する音楽とは全く違う音質。バージョン1のころから使ってます。ハイレゾ音源でなくても素晴らしく濃厚な音質になります。
写真系
Adobe Lightroom CCを使っています。MacだけでなくiOS、iPad OSでも同じように使えるのが魅力。
以前書いたレビュー。
https://hetaremac.com/apple/7143/
ブログ編集
CotEditor
これも長く使っているテキストエディタ、CotEditor。
ImageOptim
画像圧縮ソフト。でも最近はWordPressのプラグインで圧縮しているので、あまり出番無し。
使わなくなったアプリ
Displaperture
スクリーンの四隅をすこしだけ丸くしてくれる、それだけのフリーウェア。Mシリーズになってディスプレイの角が丸くなったため御役御免。
1Password
各種パスワードの管理、同期アプリ。長く使ってきたけど、純正パスワード管理アプリがリリースされたので御役御免。
まとめ
最低5年は使いたいと思って買ったM4 Macだけど、もっと長く使えるかもしれない。AIだ何だと賑やかな界隈だけど、十分にサバイブしていけそうな気がする。自分くらいのヌルい使い方じゃ底が見えないポテンシャルありますね。
コメントを残す