Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

Fujifilm X-Pro3 + XF18mm F1.4 R LM WR

Fujifilmの広角レンズ、XF18mm F1.4 R LM WRを買いました。

https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xf18mmf14-r-lm-wr/

これまで27mm、35mm、X100シリーズの23mmを使ってきて、次は中望遠にいくかと思ってたけど、一度Fujifilmの新しい良いレンズというものを味わってみたく、XF18mm F1.4 R LM WRを買いました。

個人的にはクラシックなにおいのするちょっと古めのレンズの方が性に合いそうなんだけど。一度こういう現代的なレンズを使ってX-Pro3をちゃんと使い込んでみないとなんか色々変にわかった気になっちゃうかな、とか思って。
あとやっぱりお高いので、色々レンズが増えてからこれ買うのはキツイだろうなあと。まだ沼にハマってない段階の方がこのレンズを使い込めるだろうと、などと色々脳内で言い訳を考えてました笑

サイズ的にはX-Pro3にはちょっと大きめに感じる。X-H2くらいのサイズ感が似合いそうではあります。重さ的には結構ずっしりくるね。リストストラップにしたので手首に食い込む感じはします。

X-Pro3とXF18mmF1.4 R LM WR

XF35mm F1.4と比べたサイズ感はこんな感じ。

XF18mmF1.4 R LM WRとXF35mmF1.4

XF18mm F1.4 R LM WRが長さ75.6mm、重さ370g、XF35mmF1.4 Rが50.4m、187gなので結構差があります。

X-Pro3 と XF18mm F1.4 R LM WRの作例

10月くらいに買って2ヶ月経つけど、だんだんええ具合に撮れるようになってきた。以下ちょっと撮ったものを載せてみます。

これなんかは花のピントにあった感じとか後ろのボケの塩梅とかVelviaの色合いとか、ええ感じかなと。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

このレンズ、ちょっと陽が傾いてきて柔らかい日差しになったくらいの色合いがすごく綺麗に写る気がする。

これはフィルムシミュレーションAstiaですね。だいたい16時ごろだったかな。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

皇居周辺でAstia。銀杏の木の色合いとか空の抜け具合とか、スカッと撮れるレンズ。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

このレンズはよく解像感という言葉で評価されてるんだけど、まあそれよくわかります。すごく細かいところまで写るもんね。Velviaの色合いも良い。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

東京駅の上から。空の抜け具合とかビルの真っ直ぐさとか。空の広さを感じて撮るのが広角レンズをわかる第一歩なのかな。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

これは駅メモイベントで信州別所温泉に行った時ですね。別所温泉は良い所でした。静かでね。温泉も素晴らしい。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

別所温泉の北向観音、Classic Neg.で。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

泉飲もできる。身体に良いらしいです。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

上田城。11月末に行ったので紅葉はだいぶ終わりかけでしたね。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

こういうワイドな構図は広角ならではですかね。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

ちょっとアンダーめで撮っても良い具合ですね。冬の空の青さも良い感じ。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

これは年明けて初日の出。F11くらいまで絞ると光芒が綺麗ですね。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

早春の桜。きれいですね。ボケも良い塩梅。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WRで撮った桜
Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WRで撮った桜

うなぎ。広角かつ最短撮影距離0.2mでかなり寄れるので、メシ撮りにも良いですね。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

綿毛の繊細でフワフワ感が出てる。

Fujifilm X-Pro3 + XF18mmF1.4 R LM WR

まとめ

使い込んできた感想としては、よく広角って難しいと言われるけど、ああこういうことかってのがすごくよくわかる。画角と構図をちゃんと意識して撮らないと、屁みたいな写真になりがちという。35mmくらいだとどういうふうに撮ってもだいたいレンズの方が良い塩梅に切り取ってくれるんだけど。

色合い的には、くっきりとした明瞭感や爽やかなヌケと、繊細で柔らかなところがしっかり撮れる気がする。レビューとか見てたらもっとパキパキにシャープなのかと思っていたけど、ちゃんと柔らかいところがあってすごく良い。X-Pro3以外の高画素機で撮ると違うのかもしれないけど。

あとまだ良いレンズのスペックを使いこなせていないので、AstiaとかVelviaとかわかりやすいフィルムシミュレーションを使いがちである。上手い人ならEternaとかClassic Neg.とかAcrosでエモいのが撮れるんだろうけど、自分だとまだなんか撮ってるだけになっちゃうというか。精進ですね。

X-Pro3で撮る楽しさがなんかわかってきた

この間ずっと意識してモニターをほぼ見ないで撮ることに集中するというX-Pro3のコンセプトに乗っかって使ってみたんだけど、それに慣れると余計な意識がひとつ減って楽になるというのがなんかわかってきた。そして家に帰ってきて見返してみて、これ良いじゃん!ってなる感覚。楽しいですね。

そしてそういう使い方ってX100を買った頃もそうだったような気がする。なんせX100は動作がもっさりだから、撮っていちいちモニターで見返してるとダルくなっちゃうんですね。
あとやっぱり当時は今よりもカメラ初心者だから、きっちり構図決めて脇締めて構えて撮らないと良い感じにならない。そんな感じで頑張って撮ってたし、良い写真が撮れた時は嬉しかったし。
X-Pro3ってなんかそういう良い意味で初心者の頃に還れるカメラって気がするんですよね。

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