つづき

910 名前: 名称未設定 Mail: 投稿日: 2007/09/14(金) 21:21:58
インパルス応答
5Gのインパルス応答波形はだいたい期待通りのものである。
(3つ目のグラフ)
iPod Classic のインパルス応答はひどいものだ。(出力の軸の位置は5Gとはずれている)
(4つ目のグラフ)
異なる周波数のグループディレイが間違った位置に来ている。より一般的な言い方をすれば、低域・中域・高域が
同時に到着しなければいけないのにずれている。位相応答の差から、このことは明らかである(測定方法の限界から
両者の位相特性の軸を合わせることはできなかった)。カーブの傾斜からディレイが現れていることがわかる。負の
傾斜があるということはよりディレイが大きいということになる。
(5つ目のグラフ)
iPod Classic が空間的広がりに欠け、特定の音色が欠けている理由はここから説明できる。Cirrus Logicのコーデックには
深刻な問題があるのだ。このインパルス応答の結果が信じられなかったので、別のファイル(スイープトーンを長くして、
前後の信号レベルをより無音に近くしたもの)でも試してみた。だが結果はほぼ同じだった。そして、ラインアウトに
ついても結果は同じだったのである。
この位相応答についてもう一つ重要な結果がある。完全な線系では、振幅と位相は関連のあるものである。すなわち、
ヒルベルト変換を用いて振幅から位相が得られるのである。測定した位相と計算で得られた最小位相を比較すると、
以下の違いが見られる。
(6つ目のグラフ)
ここでは基本的に、位相歪みは非線形のものであり、一般的には劇的な聴覚的効果が得られるものである。
911 名前: 名称未設定 Mail: 投稿日: 2007/09/14(金) 21:22:46
ステップ応答
(5Gの)Wolfson DACのステップ応答は夢のように理想的な形である。
(7つ目のグラフ)
Classicの方のステップ応答(出力が逆位相になっている)には前述の時間軸の問題が現れている。高域が他の信号より
早く到着するのだ。
リンク
(訳すほどのものでもないので省略)
結論
これらの測定結果から、Cirrus LogicのオーディオICはWolfsonのオーディオICより以下の点で劣る。
– 高域が約0.1dB上がっている。
– このコーデックでは非線形のグループディレイが出ている。
– 非線形の特性により、位相ずれが生じている。
5Gと6Gの聴感上の違いは有意なものである。iPod Classicの音質を本来あるべきレベルに戻すには、ファームウェアの
修正が絶対に必要である。(ほとんどのコーデックはプログラマブルな領域にあるのだから)
912 名前: 名称未設定 Mail: 投稿日: 2007/09/14(金) 21:23:36
お願い
このページはiPodの改善を求めるためのものであり、Appleをバッシングするものではない。断っておくが、私はiPod
ファミリーが好きであり、皆にお薦めしたいのだ。Appleにこの問題を優先的に修正させるために、是非Appleにフィードバック
(https://www.apple.com/feedback/ipod.html)を送ってほしい。面倒くさがりの人のためにテンプレートを用意した。
“The new iPod Classic sound is thin, sharp, and misses spatial information compared to previous iPods and
competitor products (see ttp://www.hifivoice.com/audio/ipod/comparison/measurements/measurements.html).
Can you improve its sound quality by means of a firmware update?”
(訳:新型iPod Classicは従来のiPodやライバルたちと比べ、薄く、シャープで空間的な広がりに欠ける音である。
https://www.hifivoice.com/audio/ipod/comparison/measurements/measurements.html を見てほしい。
ファームウェアアップデートで改善してもらえないだろうか?)

この記事を書いた人

へたれマカー日記

ギターとMacとNBAが好き。
最近は駅メモばかり。

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