某巨大掲示板で興味深い書き込みを見つけたので転載。


908 名前: 名称未設定 Mail: 投稿日: 2007/09/14(金) 21:20:26
iPod classicスレで宣言したので。
https://homepage.mac.com/marc.heijligers/audio/ipod/comparison/measurements/measurements.html

iPod Classicのオーディオ特性の測定

はじめに
iPod Classicに対する私の第一印象(Apple Discussions Forumの私の投稿を参照されたし)は、6Gは正確できびきびした音だが、広がり感に欠け、音が人工的に曇った感じがするというものだった。最初は、これは「クリーンな」方向の進歩のように思えるかもしれないが、注意深くそして長時間聴いていると、なんだか聴き疲れする音なのだ。私はハイ上がり特性があるのではないかと疑った。5Gの音は6Gほど正確ではないように感じるが、その音色はよりハーモニー豊かであり、人工的な感じはしない。私にとっては、実際に生の音楽を聴いているときの感じにより近いのは5Gであり、全体としてより優れた音質のデバイスであると感じるのだ。

とはいえ、6Gが酷い音質のデバイスであると言うつもりはない。5Gにわずかに劣るだけだ。
新しいiPodで感じることを明らかにするため、6Gのオーディオ特性を調べ、5Gと比較した。測定してわかったことは、iPod Classic (6G)は実際にハイ上がりであり、時間軸のレスポンスは不正確だ。この問題はファームウェア・アップデートで解消できるのではないかと私は考えている。

測定方法
iPodの測定にはFuzzmeasureを用いた。1秒間のスイープトーンを入れたサウンドファイル(圧縮アルゴリズムを避けるためにAIFF方式とした)を作成した。iPodはPowerMacのライン入力に接続し、QuickTimeを用いてスイープトーンの再生音を録音した。生成されたファイルはフィールドレコーディングのオプションを用いてFuzzmeasureにインポートし、インパルス応答を得た。これを用いて解析を行った。

あらかじめお断りしておくが、この方法はプロの測定方法ではない。だから、絶対的な意味においては実際とはずれがあるかもしれない。とはいえ、両者の違いを見るという意味ではこの方法でも十分に有効である。というのも測定結果は両検体とも全く同じだったからだ。

909 名前: 名称未設定 Mail: 投稿日: 2007/09/14(金) 21:21:09
どの測定においても、グラフの赤い線がiPod Classicの特性曲線、青い線が5Gの特性曲線である。

周波数特性
ヘッドフォン出力の周波数特性を測定したところ、iPod Classicでは明らかに高域が約0.1dB上がっており、一方5Gは若干高域が減衰している。低域が減衰しているのは測定方法に起因するものだろう。比較しやすくするために、1kHzを基準として両者のカーブの高さを揃えた。iPod ClassicのEUボリューム制限を使用すると十分に大きな音が出ないためだ。

(1つ目のグラフ)
問題なのはコーデックであり、ヘッドフォンの出力回路にあるわけでないことは確かだ。iPod Dockを用いてラインアウトの比較も行った(カーブの高さは合わせていない。出力特性がほとんど同じだからだ)。5Gの出力が0.5dBほど大きいことを除けば、どちらも同じようなカーブになっているのが読み取れるだろう(すなわち、問題はコーデックであろうというヒントが得られる)。
(2つ目のグラフ)
ヘッドフォンスプリッタをなくしてしまったので、ヘッドフォン接続時の特性を測定することはできなかった。後ほど追加するかもしれないが。
オーディオの世界では、高域が若干減衰することは聴感上好ましいこととされ、ハイ上がりの特性はハーモニーに乏しい・分析的・金属的とされるのが通例である。0.1dBというのはわずかなものに感じるかもしれないが、広帯域(6kHz-20kHz)にわたる上昇は、はっきりと聴感上でもわかるものだ。もっと重要なのは、この原因が何かが分かるということなのだ。
周波数特性は単に空間的な広がりを示す指標でしかなく、時間軸の指標ではないのだ。そこで私は、インパルス応答とステップ応答についても調べた。


つづく

この記事を書いた人

へたれマカー日記

ギターとMacとNBAが好き。
最近は駅メモばかり。

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