X100Fを買い 、iPhone 8を買い 、何か良い写真エディターは無いものかと探し、Mac用オールインワンフォトエディタ「Luminar 」を購入しました。
面白いフィルターや強力なノイズリダクションを備えていて、なかなか面白い。
まだあんまり使い込めていないけど、レビューです。
Luminar 2018になって大幅に機能強化された他、MacだけじゃなくWindows PCでも使えるようになったようです。
Mac App Storeでダウンロード:Luminar 2018 – MacPhun LLC
直感的に操作できる比較ツールが良い!
アプリを立ち上げて写真を読み込ませたところ。写真はiPhone 8で辰巳駅前の暗い公園から東雲タワーマンション群を撮った写真。さすがのiPhone 8とはいえ、暗いところで写真を撮れば結構暗所ノイズは乗ってくる。
写真が真ん中にきて、フィルター類は下、各種ツール類は右、それぞれの効果もアイコンをクリックして数値やスライダーを動かして効き具合を調整でき、ザクザク補正していける。
中でも良いなと思ったのが、比較ツール。
比較ツールはバーを左右に移動させると、効果のビフォーアフターがリアルタイムで変化するので、どのくらい補正されているかが一目で分かる。
ノイズリダクションは、軽い効果から強烈な効果まで選択できる。それぞれの効き具合も良い感じ。「弱い」効果でも暗所のノイズがかなり除去されていることが分かる。
エクストリームにすると、だいぶディテールがのっぺりするが、かなりノイズが除去される。
自然なフィルターが良い!
フィルターも、デフォルトの基本的な補正フィルターから、ガッツリ加工する系のフィルターまでいろんなものが用意されている。(一部アクティベートが必要なものもある)
例えば、サンプル画像を「Studio Portraits」の「Glam Me Up Corbell」というフィルターに通してみたところ。
素のままでも良いんだけど、フィルターを通したところも鮮やかでそれほどどぎつく無く、自然な仕上がり。
Basicフィルターの「Sky Enhancer」を使ったところ。白く色が飛んだ太陽や空もくっきり鮮やか。フィルターをかける量もスライダーで設定できる。
フィルターのパラメータは何でも揃っている。AI補正なんてのもある。良い感じの設定が出来たら、それを自分のプリセットとして保存もできる。
その他、画像のいらない部分を消したりできる消去ツールも結構自然に消えてくれる。
古いマシンだと結構重い!
使っているMacは2012年のMacBook Pro Retinaでこれまではパワー不足を感じたことはあまり無かったんだけど、Luminarはかなり重く感じる。
一度試しにサイズ5MBくらいのJPG画像を30枚くらい同時に読み込ませたところ、マシンごとフリーズしてしまった。MacBook Pro 2012くらいのスペックだと、同時に読み込ませるのは10〜20枚くらいが限度っぽい。
メモリを相当使うので、いろんなアプリを立ち上げて作業するとかなり動作が緩慢になってしまう。
スペックが低いマシンだと、まともに使うのはかなり大変だと思う。少なくともCPUは最低でもできるだけ新しい世代のCore i5、ストレージはSSD必須、メモリは16GBは欲しいかな。8GBだとキツそう。
まとめ
今まではPixelmator というこれまた有名な画像編集アプリを使っていたんだけど、使いやすいインターフェイスと充実したフィルター類、比較ツールが気に入りました。
Pixelmatorは動作が軽くてさっと補正する程度なら良いんだけど、直感的な使いやすさはLuminarの方が好み。
ApertureやLightroomのプラグインとしても使えるので、写真管理ソフトの画像補正機能置き換えにピッタリではなかろうか。
個人的にAdobe Photoshop程の機能はプライベートでは必要ではないし、月額サブスクリプションではなく買い切りなのも嬉しいところ。
そう考えると8,000円という価格も安くもなくべらぼうに高くもなく、なかなか悩ましい絶妙なラインですね。
過去に何度か割引セール価格で販売していたので、欲しい人はそのタイミングを待つのも良いかもしれません。
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