Fender Mexico INORAN ROAD WORN JAZZMASTERをちょこっとカスタムしました。前回は3年くらい前の記事にしたので、その間にちょこちょこ遊んでいたもののまとめ。
ジャックとヴォリュームポットを変更
まずヴォリュームポットをCTS 500KΩ Bカーブのものに、ジャックをPure Tone Jackに変更。
内部配線はこんな感じ。コンデンサは相変わらずJensen/Bare Knuckle Pickups ペーパーオイルコンデンサー、配線はMontreux Western Electric NOS Black Enamel Wire。
コンデンサはこれまで何個もとっかえひっかえしてきたけど、Jensenほど絞った時の艶のある甘いトーンにはならない。結局これに戻ってくる。
ポットをBカーブにしたのは、JazzmasterのデフォルトがBカーブだったから。今まではAカーブの可変具合の方が好みだったからAカーブだったんだけど、モノは試しで変えてみた。これはこれで悪く無いですな。Jazzmasterのピックアップ特性としてはBカーブの方が合っているのかね?
Pure Tone Jackは、プラグを挿した時のホールド具合いがとても良い。ガタつきも無くしっかりホールドしてる。良いですこれ。
ブリッジサドルを変更
ブリッジサドルをRetroTonePickups “Rugged Steel Saddle KIT“に変更。
これは当たり!それまでは同工房のブラスサドルでこれも良かったんだけど、スチールサドルの方が適度なギラつき感やバイト感のあるいかつい音になった。ソリッドな見た目もグッド。
Mastery Bridge Offset Mastery Vibratoのアームキャップを変更
Mastery Bridge Offset Mastery VibratoのアームキャップをUFO型に変更。指の引っ掛けがとてもしやすくなった。ここも今回のカスタムで良かったところ。
ノブを変更
ノブを畑精密工業のアルミローレットノブに変更。めちゃくちゃ精密なつくりのノブ。一気に高級感が出ました。でもちょっとギター本体の渋さとミスマッチかな。ここは気分次第でそのうちまた変えるかも。
変えなかったところ
ピックアップは変わらず、リアがRetroTonePickups “Retro Sonic”、フロントがSeymour Duncan ANTIQUITYのまま。
RetroTonePickups “Retro Sonic”は、もう廃盤になったようで残念。ニッチすぎて売れなかったのかな。普通はフラットなポールピースをスタガードにして各弦の音量バランスを改善する、というコンセプトの設計なんだけど、実際リアピックアップの中域の薄さが減って、扱いやすくなって良いです。
まとめ
Jazzmaster、Jaguarはカスタムできるところが多くて楽しい。やればやっただけ変わるし、手間暇かけていじくり甲斐のあるギターです。
今後はフロントピックアップを換えてみたいけど、ANTIQUITYもガッツリ好きなピックアップなので、悩ましいところ。
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