Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmaster

ピックアップ交換 Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmaster

Bacchus JazzmasterのピックアップをSeymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmasterに換装しました。

といっても換装したのはだいぶ前ですが…、やっとこさレビューします。

Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmasterを購入

もともと搭載されていたピックアップはBacchus製のモノで、中域にピークがあるタイプでおそらくSeymour Duncan SJM-2のイメージに近いかと思われます。
歪ませたサウンドは良かったけど、クリーントーンがいまいち綺麗に抜けてこなくて換装を決意。

Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmaster

Jazzmaster用ピックアップはメーカーいろいろな種類が出てるが、ESP NEO CUSTOMでも愛用しているSeymour Duncan ANTIQUITYがお気に入りなので、その辺の信頼性もありANTIQUITY for Jazzmasterにすることにした。

「Antiquity」と「Antiquity II」があるが、トーンチャートを見る限り、おそらくAntiquityがアルニコ2マグネット、Antiquity IIがアルニコ5マグネット、の違いのみみたい。(なぜかANTIQUITY for Jazzmasterのトーンチャートだけ無いけど)

購入はサウンドハウス、2セットで2万円以内。グレート。
ANTIQUITY Jazzmaster Bridge
ANTIQUITY Jazzmaster Neck

リアピックアップ AQ-JM-b

クセの無い、耳に痛い帯域がどこにも無い、オーソドックスなサウンド。
ギャリッとしたエッジはあるが、パワー感や音圧や音の太さはそれ程無い。かといってストラトのリアピックアップみたいな線の細さは皆無。
少しすっきりしすぎなクセの無さがたまに気になる。でもセッティング次第でどうとでもなりそう。

2015.03.02追記

その後「Retro Tone P-90JM”The Egg”」に換装しました。
Retro Tone P-90JM”The Egg”ピックアップを購入&レビュー!

フロントピックアップ AQ-JM-n

非常に豊かでリッチな中低域、程よく抜けのある高域。量感のある艶やかなクリーントーン。深く歪ませてトーンを絞ったウーマントーンもエロい。ずっと弾いていたくなるサウンド。これは好きだなあ。

フロント&リアのミックス

適度なエッジや厚みのある、程よく荒々しいミックストーン。バランス良し。カッティングに良し。フロント&リアでハムキャンセルになる仕様。

まとめ

代表的なヴィンテージタイプのピックアップだけど、音の細さや扱いにくい部分は皆無で、ただただ良質なピックアップ。
どのポジションでもレスポンスが速い、ピッキングニュアンスもばっちり拾う。弾いてて何のストレスも感じない。
ギターのヴォリュームを絞っても、芯の残ったカリッとしたクリーントーンになる。
クリーン、オーバードライブ、共に良し。サスティンも豊か。ノイズも気にならないレベル。
でもストラトみたいな明快な感じでは無く、ちょっと滲んだようなふわっとした音像がジャズマスターの特徴なのかな。それがよくわかる。
アルニコ2マグネットなのも関係しているのかも。もう少しパワー感が欲しい場合はアルニコ5マグネットのAntiquity IIが良いかもしれない。
フロントにAntiquityで、リアにAntiquity IIとか良いかも。

当初の目的である「良いクリーントーン」の出るピックアップが欲しい要望はばっちり。課題があるとすれば、リアピックアップのすっきりしすぎ感か。その辺は慣れもあるかもしれないけど。

Seymour Duncan ANTIQUITY for Jazzmaster、良いピックアップです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です