押し入れから引っ張り出してきたシリーズ。お次はBOSS AC-3 Acoustic Simulator。
エレキギター・サウンドをアコースティックギター・サウンドに変化させる、アコースティック・シミュレーター。
なんとなくアコギが欲しかった頃に、でも置き場も無いしなと思ってコンパクトペダルでお茶を濁したもの。
特徴
- COSMによるモデリングで美しいアコースティック・ギター・サウンドを実現
- 4種類のアコースティック・ギター・サウンドを選択可能
- ライブでの使用に便利な2アウトプットを装備
- 消費電流45mA
COSMを搭載した初のBOSSコンパクトエフェクターだそうです。
リリースは2006年なので、そんなに新しくはないけど結構息の長いペダル。なんだかんだこのタイプのペダルは競合も少ないしね。
サウンド
音決めに付いては右から順番に設定していくとわかりやすい。
- まず好みのモードを選ぶ。
ドレッドノート・タイプのSTANDARD
大きなボディで豊かな低音域と美しい高音域に特徴があるJUMBO
アタック感を強調することによって他の楽器に埋もれない存在感を主張できるENHANCE
ラウンド・バック構造でピエゾ・ピックアップによるサウンドが特徴的なPIEZO - 次にTOP、BODYでイコライジングする。
アタック感や倍音成分をコントロールするTOP
ボディの胴鳴りをコントロールするBODY - 最後にLEVELとREVERBでアウトプットを決める。
好みでいえばチャキチャキしすぎないJUMBOでTOPそこそこ、BODYそこそこ、レベル上げめ、REVERBはほんの少し、くらいがちょうどいいかな。TOPやREVERBを上げすぎるとだんだんうさんくささが出てきます(笑)。
ペダル単体だと中域が無くてスカスカに聴こえるので、EQで補正してやると良いかも。
12弦ギターの音は出るか?
買った時にやってみたかったんだけど、LUNA SEAの超名曲、「LOVELESS」のあのアルペジオの音が出ねえかなと思ってやってみた。
ギターはESP NEO CUATOMのフロントピックアップ、AC-3、AmplitubeのアンプモデルはFenderコンプレッサー、グラフィックイコライザーでほんの少し中高域あたりを上げ、複弦のイメージでピッチシフター、デジタルディレイを繋いでやってみます。
ま、けっこうそれっぽくはなるかな?
ちなみにだけどAmplitube4のエフェクターは結構音が良い。コンプは音が太くてヌケが良い。グライコはバンド数が多く効きも良く使える。ピッチシフターはクリアな12弦風サウンドや変態じみた音も出て結構使える。デジタルディレイは原音とディレイ音がダンゴにならずに分離感が素晴らしい。
まとめ
オモチャっぽくはあるけど、結構使えるし遊べるペダル。でもちょっと音がわざとらしいのは否めないので、今のBOSSの技術で新しいアコースティックシミュレートペダルを出してくれないかなあと思ってる。出たらたぶん買いますね。
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