久しぶりにエフェクターを購入。

BOSSの自社モディファイとも言える技-WAZA CRAFT-シリーズ第3弾、アナログ・ディレイDM-2W。アナログ・ディレイ好きなんで、BOSSから過去の名機が刷新されて発売されるってー事で、こりゃ買うしかないなっと予約までして買いました。

スペック

  • 規定入力レベル -20dBu
  • 入力インピーダンス 1MΩ
  • 規定出力レベル -20dBu
  • 出力インピーダンス 1kΩ
  • 推奨負荷インピーダンス 10kΩ以上
  • ディレイ・タイム スタンダード・モード:20ms~300ms、カスタム・モード:40ms~800ms
  • 消費電流 35mA

アナログ・ディレイなのでディレイ・タイム短め、消費電流低めです。使いやすい。

外観

BOSS DM-2W

フットスイッチ部分に燦然と輝く「技 WAZA CRAFT」のロゴ!

ツマミは左からREPEAT RATE(Delay Time)、ECHO(Level)、INTENSITY(Feed Back)、真ん中にSモードとCモードの切り替えスイッチ。
カラーリングは、深みのあるワインレッド。渋いです。

BOSS DM-2W

REPEAT RATEは普通のディレイと逆で、右(時計回り)に回すとTimeが短くなって、左(反時計回り)に回すと長くなる。最初は、アレ?となった。

右サイドにはインプットの他にRATEを足元でコントロールできるようにエクスプレッションペダルを繋げられるようになっている。いちいちしゃがんでツマミを動かすことなく発振させて、変態ごっこもやりやすい。ただし脚で踏み込むため繊細にツマミの位置を決めてセッティングするやりかたには向かなそう。
左サイドはアウトプットが二つ。ダイレクト音とエフェクト音を別々に出力できる。ミキサー卓に送る時とかに便利そう。ダイレクト音とエフェクト音でアンプを別々にしたり。贅沢すぎるかな。

サウンドレビュー

まずSモードを試す。「オリジナルDM-2のディレイ・サウンドを完全再現」したというスタンダードモードですね。と言ってもオリジナルのDM-2は使ったことないのだけど。
REPEAT RATEはMAX300msってことで、デジタル・ディレイを使い慣れてる人には少し窮屈に感じられるかもしれない。
しかし、クリーントーンにリヴァーブ的なふわっとした残響と広がりを加えたいときは、この短いREPEAT RATEがピッタリ。アタックが柔らかく全く原音のジャマにならない。
音は適度にコモって、軽く飽和したアナログ・ディレイ好きにはたまらないサウンド。

次にCモード。「アナログ独特の暖かみのある音ながらクリアーなディレイ・サウンド」なカスタムモードだそうな。
こちらはREPEAT RATEが800msあり、少しクリアーなアナログ・ディレイサウンドで非常に使いやすい。かといって昨今のモデリングでの「頑張ったシミュレート」感は無く、あくまでアナログ・ディレイのまま。

アナログ・ディレイマニアは当然やるであろう発振、オリジナルDM-2ではINTENSITYを全開近くにしないと発振しないそうだが、DM-2WではCモードでツマミが1時から2時くらいからあっさりと発振しはじめる。SモードではオリジナルDM-2を踏襲しているので、確かにツマミ80%~全開近くにならないと発振しない。
SモードとCモードで発振の仕方が違うのも面白い。SモードではREPEAT RATEの短いアンビエント・ミュージックっぽい軽めの発振から。CモードではREPEAT RATEの可変幅が大きいので、凶悪な変態発振音。あとはもうREPEAT RATEツマミを回しまくって宇宙的発振トリップで恍惚の旅へ出発(意味不明)。

グッドラック!

バイパス音は、BOSSおなじみの電子式スイッチ式バッファードバイパスだけど、特に音の変化も無くトゥルーバイパス厨でも気にせず使える。
10数年くらい前のBOSS製品って、バイパス音が硬くなったりと結構はっきり音が変わってしまう印象だったんだけど、最近のBOSS製品は全然気にならない。技クラフトだからなのか、見えないところで徐々に品質改良されてるのか、それとも単に気にしなくなっただけか。

操作性

どんなに時代が進んでも色褪せない、普遍のBOSSの操作性。マニュアルなんか読まなくてもとりあえずツマミを動かしてみればわかる、でも突き詰めようと思えばいくらでも突き詰められそうな、まるでApple製品のようにシンプル&ディープな使い心地。素晴らしい。

総評

何も奇をてらったことはしてないんだけど、数あるアナログ・ディレイの中でもこれからのスタンダードになれるペダルだと思う。
アナログ・ディレイ好きには一家に一台、使ったことない人もぜひ使って欲しい逸品。
アナログ・ディレイの良さって、やっぱりこういうシンプルかつこれしか出せない音が出るってことだと思うんですよね。デジタル・ディレイだと一台でいろんな効果が出せるペダルはいっぱい出てるけど、自分的には結局好みのモードしか使わなくなったり、どのモードも平均的には良いんだけど、このペダルにしか出せない音が無いんだよな?ってなったり(EVENTIDEとかああいう天上のディレイは別として)。

そこへいくとこのDM-2Wみたいな、このペダルにしか出せないしこれ以上の音はなかなか無いよねっていう存在感のあるペダルは、好きになっちゃいますね。
DM-2W、大好きになったアナログ・ディレイをゲット。

2017年11月03日追記 Made in Japanに!

これまでの台湾製から、日本製に変更されたようです。

  • 本体添付のシールが「INSPECTED IN JAPAN」から「MADE IN JAPAN」に変更。
  • サム・スクリューが黒ネジから銀ネジへ変更。
  • 箱に「MADE IN JAPAN」の記載を追加。

外観以外には変更点は無いようですが、ちょっとそそられる(笑)。

ギター・マガジン 2018年11月号に新しいWAZA CRAFTペダルMT-2WとDC-2Wの紹介とともにWAZAシリーズの特集記事が組まれています。人間椅子・和嶋氏のエフェクター愛あふれるレビューも必見。

この記事を書いた人

へたれマカー日記

ギターとMacとNBAが好き。
最近は駅メモばかり。