X100とX100Fを FUJIFILMの点検サービス、Xメンテナンスプロに出してみました。
https://fujifilm-x.com/support/repair/maintenance/
各部の動作点検をスピーディーに実施する「Xメンテナンス」、
https://fujifilm-x.com/support/repair/maintenance/?lang=ja
各種性能確認、精密検査を実施する「Xメンテナンスプロ」の2種類をご用意しております。
いつの頃からか、X100Fのフォーカスリングにちょっとした引っかかりが感じられて、ゴミでも入ったかな?でも普通に使えるしな…と思って取り敢えずそのまま使っていたんだけど、X-Pro3を購入して利用頻度が下がった機会にメンテナンスに出してみました。
ついでにというわけではないけど、ダメもとでX100も一緒に。
結果
結果としてはこんな感じ。
X100Fについては案の定何か不具合が起こっていたみたい。他に不良箇所は無し。やったぜ。
X100はやっぱりメンテナンス対象にならず。
ま、これはしょうがないね。壊れたらもうダメなので、大事に使おう。
しかし2台が元気に帰ってきて大変嬉しいですね。
料金について
気になる修理料金については、以下のような感じ。
- X100F:20,000円
- X100:現状戻しで料金無し
宅配で送ってもらったので、上記金額に送料と代引き手数料がかかる。妥当な金額かなと思います。
修理期間について
10月半ばにメンテナンスに出して、戻ってきたのが11月初旬だったので大体2〜3週間以内ってところ。のんびり待ちましょう。
X100の作例
X-Pro3を買ってから、過去に撮った写真をよく見返すようになった。自分のだけじゃなくて、いろんな人が撮った写真も暇さえあれば検索して見ている。10年前のカメラだけど、今見返しても結構「おっ」と思う写真撮れているんだよね。良いカメラと出会えたなあと思った。
以下作例。当時は多分ほとんどフィルムシミュレーション「Velvia」で撮っていたと思う。素人目に色鮮やかなのが良く映ったんだと思う。今見るとちょっとやりすぎな感じの写真も多い笑
これは熊本城ですね。2014年。夕方で曇りで、すごい迫力で撮れた。
これ記事に書いてた。なかなか過去記事って小っ恥ずかしくて見返さないよね…。
これは山形の山寺の上の方から。2016年。緑が鮮やかですね。VelviaはX100FよりもX100の方が好き。
山形もブログに書いてた。
これは京都。嵐山の近くのお寺だったかな。紅葉が良い。撮ったのは2012年11月でちょうど10年前。その頃はインバウンドもまだそんなに頑張っていなくて、京都でも観光客もそこそこで大変快適だった記憶がある。
渡月橋の方を見ても、人が結構まばらなのがわかる。
これは同じく京都伏見稲荷。朱色が鮮やかで良し。
この時は伏見稲荷の最奥の方まで行ったのかな。暗いところ混じりでも良く写ってます。
ここまで来るとかなり神秘的な空間になります。
こちらはその足で奈良まで行った時のもの。東大寺の二月堂だったかな。夕日が良く映えてます
夕日を眺めながら、昔の人もこれを眺めてたんかなあとか思ったのを思い出した。
これは結構お気に入りの一枚。
X100Fの作例
X100Fも見返したら結構良い写真撮ってた。
X100から比べるとすごく楽に撮れるようになって、カメラを持ち出す機会が増えた気がする。
夜の横浜中華街路地裏。灯りの質感が良いですね。
エキゾチックで優雅で何とも良いです。
細部の精細感とふわっとしたクラシックな色合いやボケの感じが上手く混ざり合っていると思う。
起動速度や動作速度が上がって、動く生き物を撮るのもすごい楽になった。
色鮮やかで羽毛のモフモフ感も良いですね。
猫の毛のフワフワ感が出ています。
基本動かないカマキリ。葉っぱになりきっているのか。
日向ぼっこをするペンギンズ。日差しの暖かさが良い感じ。気持ちよさそう。
柔らかい陽の光の暖かさが良い塩梅なのがX100Fの一番好きなところかも。
渋い。
まとめ
機種自体は過去のものになっても、その魅力は色褪せないと感じさせられた。X100なんかはデジタルカメラとしてはもう骨董品の域に入ってるので気軽におすすめはできないけど、持ってる人はぜひ大切にしてほしい。
X100Fは最新ではないが、まだまだ現役でできるね。今使ってみると、精細さと曖昧さが良い具合にブレンドされたカメラだと思う。興味ある人はぜひ探してみると良いかと思いますね。
内田ユキオさんの記事が良い
こちらの内田ユキオさんのX100シリーズ考察記事が良いです。
X100Fはシリーズのなかで最もソリッドなモデルでしょう。曲線をギリギリまで省いて面で構成されたように見えるX100Tから、飾らないのに美しいデザインを受け継ぎつつも、フォルムには優しさが感じられます。
この次のX100Vだとレンズが変わってドライでシャープな写りになるため、レトロ感は大歓迎、フィルムライク万歳、ただし実用性で妥協はしたくない、といった人たちにとってX100Fは理想では。
X100シリーズの最高傑作は?X100SとX100Fから考える「X100に求めるもの」
まさにその通りだと思います。
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