久しぶりにマイギター紹介。激渋の1本、GRETSCH Tennessee Roseです。
購入は2008年頃。LUNA SEAの神曲「RA-SE-N」が大好きで、INORANアルペジオが大好きで、ちょうどその頃一夜限りの復活をして、もう嬉しくてノリで買いました(笑)。
スペック
「G6119-1962FT Chet Atkins Tennessee Rose 」というモデル。
今だと、ブリッジがボディにピン留めされてるG6119-1962FTPBというモデルになっているみたい。購入した2007年当時はその機能は無かったので、弦交換の際はテープでブリッジを固定しないといけない。アナログ万歳。
主な特徴は以下のようなところ。
- フィルタートロンピックアップ
- エボニー指板
- 0フレットのミディアムスケールネック
- ペイントされた「シミュレーテッドFホール」
シックなダークウォルナットカラーと黒いエボニー指板というところに惹かれてこのモデルにしたんだけど、純正フィルタートロンピックアップはどうも音がモソモソして抜けなかった。
そこでTV Jonesピックアップの「TV Classic」というモデルに換装した。これでジャッキリした荒々しくもヌケの良い音になった。
トレブリー過ぎてこんなんグレッチの音じゃないという意見もあるみたいだけど、俺はこの音好き。他のギター(特にシングルコイル系)から入る人はこっちのほうがしっくりくるんじゃなかろうか。
その後…
3年くらいハードケースに入れっ放しにして寝かせていた。今年に入ってまた取り出してちょこちょこ弾いていたんだけど、どうも弾き辛い。
ネックが反ったか、音もビビるしフレットがベコベコぽいなと思いリペアショップに持ち込んだところ、「ネックは大丈夫なんだけど、フレットが浮いて指板が波打って、フレット打ち換えないとどうにもならん」というありがたいお言葉。
エントリーモデルのギター1本買えるくらいの見積もりをもらったが、もうここまで来たらイッたれと言うことできっちりリペアして頂くことに。
リペアショップは「ギター工房 弦」さん。リペアの流れは以下ブログにて。
交換したフレットは「JESCAR / FW43080-NS」。写真じゃわかり辛いけど、ビカビカで新品に戻ったよう。フレットのエッジも綺麗に処理してあって、引っ掛かりが皆無。超弾きやすくなった。
0フレットは少し太めの「JESCAR / FW47104-NS」というタイプ。
また、リペアして頂いてから指摘されて気付いたのだが、Bigsbyトレモロの取り付けが悪かったらしく、数ミリセンターずれしていた。
とりあえず弾くのに支障は無いからということでそのままにしたが、気付いてしまうと気になるもので。そのうちここもリペアしてもらおうと思っている。
まとめ
ネックは太くボディはでかくハイフレットは弾きづらく、決して弾きやすいギターでは無いが、これでしか出せない音というのは確かに存在する。
ギターは生ものなので、ちゃんと弾いてあげないと腐るという教訓も得られた(苦笑)。
今度こそ大事にしたいギター。
Photo Gallery
眺めているだけでも美しいギターですね。
こんな動画もあった。参考までに。
TV Jonesピックアップ弾き比べ / 楽器センター東京
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