Apple製品とデザイン的な相性の良いアクセサリーを出しているSATECHIから新しくスリムマルチポートハブ with Ethernetが発売されたので、買いました。
もともとSATECHIの製品はMacBook Pro 2018を買った時に、一体型のUSB-Cハブを使っていたのだが、Ethernetポートがちょいちょい必要な状況が出てきたので、今回新製品で出た本製品を購入。
外観
カラーはMacBook Proと同じくスペースグレイを購入。ブラックと迷ったんだけど。
カラーや手触りはスリムハブの方がMacBook Proのスペースグレイに近く、質感はこちらの方が断然良い。
一体型ハブの方は少し明るめなグレーで、表面の仕上げも少しラフな感じ。
大きさは今までの一体型ハブよりは少し大きめ。Ethernetポートのせいか、本体の長さも少し長いです。
ケーブルはちょうどいい取り回しの太さと長さ。
コネクタもそんなに大きくなく、となりのポートと干渉することも無さそう。
ポート比較
スリムハブはUSB-A 3.0×2、USB-C PD 60W、HDMI、Ethernet、SD/microSDカードリーダー。使う上で過不足は無いんだけど、できればUSB-AはひとつでいいのでUSB-Cをふたつにして欲しかったところ。
一体型ハブの方はEthernetが無いかわりにUSB-Cがふたつあるので、ポートの数はこちらの方が好ましい。サイズ的にどうしようもないところもあるので、そこはもうトレードオフではあるな。
発熱とか安定感について
一体型ハブは結構熱を持つのと、外付けHDDとか繋いだ機器がときどき不意にアンマウントされる現象があった。電力供給が不安定だったのかファームウェアの問題かな。問題無い時は全然大丈夫なんだけど。
今回のスリムハブについては、アンマウントについてはまだ発生していないし、発熱もこの季節はまだ気にならないので、夏くらいになってどうなるかみてみよう。
残念なところ
USB-Cポートは充電のみでデータ通信はできません。その充電も60Wまでなので、15インチMacBook Proにはちょっと足りない。
普通に使っている分には良いけど、充電が遅くなったり「Turbo Boost Switcher」が低電力モードと認識したらしくTurbo Boostがオフになったりしている。重たい動作をさせる時は、充電ケーブルは本体直差しの方が良い。
まとめ
質感としては満足です。あとは安定感が今後どうなるか。
将来的にももしiPhoneがUSB-Cを採用した時に使えそうだし、実際iPad Proは使えるようだし、そう考えると一体型ハブよりもケーブルが延びているスリムハブの方が汎用性が高いような気がしています。
ただ、どーもやっぱりUSB-Cが充電のみてのが気になるなーと買ってから悩み始め(笑)。どうせならできるだけUSB-Cで統一していきたい。なかなか「完璧にコレ!」っていう製品というのは無いんですよね。
せめて充電だけでも98Wくらい許容範囲があれば、15インチだけでなく16インチのMacBook Pro 2019までイケるんだけど。
15インチMacBook Proにはちょっと非力かもしれないが、13インチMacBook ProやMacBook Airにはぴったりかもしれないアイテムだ。USB-Cが1ポートでも使えるのはとても良いのだが。うーん惜しい!
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