RE-202ファームウェアアップデート

エフェクターのファームウェアをアップデートしよう

大型連休ってことで全てのやる気が消失したので、ちまちまとエフェクターのファームウェアアップデートをしてみました。

BOSS RE-202のアップデート

まずBOSS RE-202をアップデート。2022年8月にファームウェアVer.1.10がリリースされていました。

アップデートの内容は以下の通り。

  • メモリーごとにリバーブ・タイプが設定できるようになりました。
  • DIRECT MODEに、エフェクト・オフでもSATURATIONの効果を維持する設定を追加しました。
  • TWISTに新たな音色を追加し、タイプが設定できるようになりました。
  • テンポを入力するときに基準にする再生ヘッドと、付点8分音符が選べるようになりました。

「TWISTに新たな音色を追加し、タイプが設定できるようになりました」とあるんだけど、設定はどこでやるのか?探したけど見つからなかったです。これから購入する人はマニュアルに書いてあるのかな?

アップデートに必要なものは、アップデータのファイルをダウンロードしたPCかMac、RE-202と接続するためのUSBマイクロB ⇔ USB A または USB Type-Cケーブル。今時USB-CではなくマイクロBってのがRE-202のいまいちなところなんだけど、まあ繋がれば良いってことで。充電だけでなくデータ通信も可能なケーブルを用意しましょう。
今回はケーブルは押入れに眠っていた昔の機器の付属物を引っ張り出してきました。不要になったケーブルってなかなか捨てるのめんどくさいんだけど、今回に限って言えばとっておいて良かったのか。

アップデート手順

上記リンクからダウンロードしたアップデート用zipファイルは解凍すると以下の2ファイルが入っています。

re-202ファームウェアアップデータ

USBケーブルで接続し、MEMORY(REVERB)フットスイッチを押しながら電源をオンにすると、RE-202はリムーバブルディスク扱いで認識されます。

ここに解凍してできた2ファイルをドラッグ&ドロップします。

re-202ファームウェアアップデート

コピー完了後、PC or MacからRE-202を「取り出し」てケーブルを抜くと、MANUALインジケーターが高速点滅しアップデート開始、点滅が終わって普通の点灯になるとアップデート完了です。

MEMORYボタンを押しながら電源投入し、MEMORY3が点灯していれば最新バージョンのファームウェアになっています。ここまでトータル5分くらいかな。

RE-202ファームウェアアップデート

Free The Tone Tri Avatar TA-1Hをアップデート

Free The Tone Tri Avatar TA-1HにもファームウェアアップデートVer1.2が出ていました。

といっても出たのは2016年ですけど。すっかりスルーしていた。

ファームウェアの内容は以下の通り。

Ver1.2

  • プリセットに保存した各ノブの設定位置が確認できるようになりました。

Ver1.1

  • 外部MIDI機器からTRI AVATARを操作した際の安定性を向上。
  • その他、マイナーバグフィックス

今回はVer1.0から1.2に上げるので、1.1とまとめて適用されます。

TA-1HはMIDIでPC or Macと接続するので、USB-MIDIケーブルが必要です。アップデートマニュアルにはRoland UM-ONE MK2が奨励されているんだけど、結構お高いのとUSBがタイプAなんですよね。今時タイプAを調達するのも何なので、USB-CでMIDI接続できるものを探したところ、以下を発見したので購入。

接続したところ。

usb-c-midiインターフェイス

買ったのがだいぶ前で、今探すとメーカー名やインジケーターの色がちょっと違うけど、まあ中国製品ではよくあることなんでしょう。明るく見やすいし普通に使えます。

アップデート手順

PC or MacとTA-1Hを接続し、ファームウェアアップデートファイルを専用ソフトを使って転送します。Macの場合はSysEx Librarianというフリーソフト。

Windowsは手順が別なんだけど、以下を参照してみてね。Macの方が簡単そうではある。

SysEx Librarianを起動してダウンロードしたアップデートファイルを読みこみます。

MIDIケーブルでMacとTA-1Hを接続し、Playボタンを押すとアップデータが転送されます。

注意点として、「SysEx Librarianの表示はデータ送信完了となっても、TRI AVATARの書き込みは「PRESET 1~4 LED」が全点灯するまで は完了しておりません」とあるので、先走って電源を落とさずにしっかりとエフェクター側でアップデートが完了するまで待つこと。
ここまでこちらもトータル5分くらいかな。楽ですね。

TA-1Hの電源を投入後、「SELECTフットスイッチ」上部の「PRESET 1~4 LED」が1から4まで順に点灯・消灯し、その後「PRESET 1~4 LED」が2回全点灯した後に起動すればVer1.2が適用されたことになります。一瞬なので写真に収めるのは無理でした。

まとめ

エフェクターのファームウェアアップデートなんてなかなかめんどくさそうでやってなかったけど、実際やってみたら想像以上に楽でした。

デジタルエフェクターなので、プログラムの修正を後からかけられるのは良いですね。まあ、よほど不具合が出ているようでなければアップデートしてもそんなに使用感の変化はわからないですが、アップデートして不具合が出るようなものでも無いので時間がある時にやっときましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です