X-Pacを外装に使ったバックパックをいくつか使ってきたので、レビューです。
X-Pac(エックスパック)とは、アメリカの米Dimension-Polyant(ディメンション・ポリアント)社が開発した、強度・軽さ・防水性を極めて高い次元で兼ね備えた高機能特殊ラミネート生地です。
元々は風を受ける厳しい環境下で使われるヨットの帆(セイルクロス)の技術を応用して生まれた素材で、アウトドアギアや本格的なバックパック、都市型バッグまで幅広く採用されています。
なんでX-Pacモデルに目をつけたのかきっかけは忘れたけど、なんか高機能だからとかスペック厨みたいな理由だった気がしますね。
WEXLEY STEM BACKPACK FULL X-PAC (旧モデル)
最初に買ったX-PacバックパックはWEXLEYというベルギーのメーカーのSTEM BACKPACK。

買ったのは2021年で、今は容量アップした後継モデルが出てます。だいぶ使い倒したので上の写真ではヘナってますが、最初はもっとハリがあった気がします。
当時のモデルは確か容量17L、800gで、だいぶコンパクトでしたね。仕事用にもプライベートにも使っていて、今思うとようやってたなと思う。相当中身パンパンだっただろうね。
コンパクトだけどMacBook Pro 15インチもギチギチだけど入るし、クッション性が高いのでフットワークよく持ち運べました。X-Pacの中でもベーシックなVX21という素材のようです。
最初に背負った時はめちゃくちゃ背負いやすくて、感動した覚えがあります。手で持つと重いけど背負うと軽く感じるっていう不思議感。使い勝手も結構良くて、ショルダー部分や背面に隠しポケットみたいなのがいくつかあったり、中にもポーチを引っ掛けるフックがあったりと、かゆいところに手が届く感じ。使いこなし甲斐のあるバックパックでしたね。
ちょっとなあと思うところは、意外と防水性が微妙だったのと、外側にボトルポケットが無いので、雨に濡れた折り畳み傘や結露したペットボトルとかも中に入れないといけなかったところ。
防水性に関しては、雨の水滴自体は防げるんだけど、湿気が入ってくる感じで雨の日とかはどうも中がジメッと湿りがちになったんですよね。天気の悪い日は工夫が必要だったけど、とても気に入って2〜3年くらいは使っていたね。今は防災用品入れになってます。
MinZ Air Pack
日常的に使えてSTEMよりデカいバックパックが欲しいなと思って、次に買ったのがTokyo ToolというブランドのMinZ Air Pack。
ジッパーのところのオレンジのフックが良いアクセントになっていてオシャレ。

Air Packの良いところは、容量が20Lもあるのに750gでめちゃくちゃ軽いところ。X-Pacの中でも軽量のVX07という素材らしいっす。
収納時はガバッと膨らむ感じで開くので、20Lという容量以上にモノを詰め込める感じがする。仕事道具のバッグインバッグとかiPadとかMacBookと一緒に、野菜とかボトルとか買ってもパンパンだけどしっかり収納できるくらいに詰め込める。底の方に置いたものも取り出しやすい。軽いので負担感も少なくて良い。
内側には小さい収納がいくつかあって財布とかモバ充をすぐ取り出せるところに入れておける。メインスペースの背面のところにPCやタブレットを入れるスペースがあって、カタログ上は14インチまでとなっているけどMacBook Pro 15インチもギリ入れられました。それ以上は無理かな。
外側にも両サイドにボトルポケットがあるので、水筒や折り畳み傘を外側に収納できる。これは有難かった。
微妙だったところは、言われるほど防水ではないところと、非常に身体にフィットしなかったところ。これは個人差あると思うけど。
防水に関しては、底面の生地素材がX-Pacではなくバリスティックナイロンなんだけど、どうもそことX-Pac部分との境目から水が侵入してくる感じだった。上の方は無事なのに底の方が濡れているという。一度大雨の中で傘さして背負ってたんだけど、底の方に入れていたバッグインバッグの中身まで水でびっしょりになって、なかなか乾かずに数日間湿りっぱなしということがあった。それ以降は天気に関わらずタオルを底に敷いてましたね。
全く身体にフィットしなかったことは致命的だった。ショルダーベルトがガバッと外側に開くタイプだったんだけど、そのせいか背負っていても常にズレて位置を修正しないといけなかった。スタビライザーもついていたんだけど、ギュッと締めてもすぐに緩んでくるしあんまり効果無かったね。
収納性は良かったんだけど、雨の日が厳しいのとフィット感が身体に合わないのがストレスで1年もたずに次に乗り換えました。
Able Carry Daybreaker 2
こちらは旅行用に買った軽量アウトドアモデルで、Able Carryという香港のメーカーのDaybreaker 2というバックパック。買って1年くらいになるかな。

良いところは、25Lという容量で718gという軽量。2泊くらいの旅なら着替えとガジェット類とデジカメを収納して余裕で行けます。フィット感もすごく良くて、長時間背負っていても全然疲れない。
縦に長いタイプなので、底に着替えをクッションがわりにして、その上に詰めていく感じ。
外側にボトルポケットが一つあって傘とかボトルを入れられる。小さいサブポケットもあってカラビナとか引っ掛けるフックもあるので、パスケースとか鍵も収納しやすい。
防水性に関しては、今のところ運良く強い雨には降られたことがないので、あまり書くことがない。Blackばかり買うのもなんだなあと思ってOliveカラーにしたんだけど、OliveはX-Pacの中でも厚めのX42という素材を使っているらしく、より頑丈そうです。
微妙なところは今のところあまり感じていないんだけど、強いて言えば膨らむタイプではないので底にあるモノを取り出す時は結構大変。その分開口部が下の方まで開くけど、あまりギチギチにモノを入れるとほんとにパンパンになってしまう。
Able Carry Daily Plus
先に今メインで使っているバックパックはAble CarryのDaily Plus。Air Packから乗り換えて買ってまだ1ヶ月くらい。丸っこくてカメの甲羅みたいでかわいい。

背負いやすさはDaybreaker 2でも感じていたんだけど、Daily Plusも同様に背負いやすい。身体にフィットする感覚がこんなに気持ち良いとはねー。これまで使ってきたモデルより重くて1.2kgくらいあるんだけど、重さを感じさせず全然心地よく使えています。
収納力に関してはDaybreaker 2と同じく膨らむタイプではないので、スペック上はAir Packよりも1L大きい容量だけどAir Packの方がモノが多く入る気がします。
X-Packの生地によって厚みや固さが違うので、VX07のAir PackよりもVX21を使っているDaily Plusの方がガワが固くて分厚い感じ。使い始めてまだ雨天の日は無いんだけど、防水性はどのくらい違うか期待しています。
まとめ
個人的には今のところAble Carryのバックパックが最適解ですかねえ。これに関しては個人差もあるので、実際に試せるショップに行って触ってみるのが良いと思います。自分はコミュ障なので試さずに全部オンラインで買ったけど。
もっと大容量が必要な人は、Able CarryやWEXLEYに上位モデルがあるので、見てみると良いと思います。
データベース
| モデル名 | 容量 | 重量 | サイズ(高さ×幅×奥行) | PCスリーブ対応サイズ | 主なX-Pac素材 / 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Able Carry Daily Plus | 約21L | 約1,230g | 49 × 29 × 19 cm | ~16インチ | VX21 |
| Able Carry Daybreaker 2 | 約25L | 約718g | 50 × 26 × 19 cm | ~16インチ | X42(Olive)/ VX21(Black,Brown) |
| MinZ Air Pack | 約20L | 約750g | 47 × 32 × 14 cm | ~14インチ | VX07 |
| WEXLEY STEM BACKPACK FULL X-PAC (2021) | 約17L | 約800g | 49 × 30 × 18 cm | ~16インチ | VX21 |
X-Pacの主な種類
- VX21: 表地に210デニールナイロンを使用した、重量・耐久性・しなやかさのバランスが最も良い標準的な4層モデル。
- X42 / VX42: 表地に420デニールナイロンを使用した、より耐摩耗性とハリ感を高めた高耐久モデル。
- VX07: 表地に70デニールナイロンを使用した、徹底的に軽さを追求した薄手モデル。
- X50: 表地に500デニールコーデュラナイロンなどを採用した重厚かつ頑丈な仕様。
※いずれもGemini調べ





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