押し入れから引っ張り出してきたシリーズその4、今回はフェイザー。
日本のハンドメイドエフェクターの草分け的存在、Boot-Leg. SPIRAL SPL-1.0のレビューです。
ルックス
カラーリングは鮮やかなエメラルドグリーン。写真では水色に見えるけど。いかにもハンドメイドな風体だけど、20年以上変わらないなんか愛らしいルックス。
Boot-Leg.のエフェクターは筐体がデカく高さもあるので、踏みやすい。
ツマミも3つとシンプルで非常に分かりやすい。
サウンド
そよ風みたいな軽いうねりから、ジョワ〜としたエグめのフェイズサウンドまでオールマイティにイケるフェイザーペダル。
キモは真ん中の「PHASE」ツマミですかね。これを左に回していくと2次元方向の左右にうねるサウンド、右に回していくと3次元的な遠くから近づいて遠ざかっていくような前後にうねるイメージのサウンドになる。
それにDEPTHとSPEEDを組み合わせていくと実にいろんなフェイズサウンドが楽しめる。クリーンでも歪みでもイケる感じだけど、中域がリッチで音痩せも音量落ちも無いペダルなので、ディストーションとかと組み合わせてジョワジョワイワせたいかな。
赤いLEDも明るすぎず暗すぎず見やすい。
フットスイッチはカチッと踏み心地の良いツマミ。バイパス音は特に気にならないレベル。2000年代前半に流行ったトゥルーバイパスなのかな?メーカーからアナウンスは無いみたいだけど。
まとめ
フェイザーとしてはなかなかハイレベルなペダルではないかと思ってます。でもあんまり店頭で売ってるの見たことないんだけど。見つけたらぜひお試しあれ。
Boot-Leg.のペダルはなんか言葉に表せない良さがある。たまーに忘れた頃に良いペダルをリリースしてくる、きっと真面目でオモロイ職人さんが作ってんのかなあとか勝手に思ってます。いやま知らんけどね。
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