SUPRO Delta King 12

SUPRO Delta King 12

ねんがんの
真空管アンプを
てにいれたぞ!

◯してでもうばいとる

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

ゆずってくれたのむ!

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

小型の15W真空管アンプ、SUPRO Delta King 12 を買いました。

SUPRO Delta King 12

先日iPhone 15が出たので買おうと思ってノリだけでポチりかけたんだけど、なんかつまんねーなと我に返って見送り。15万あれば良いアンプ買えるだろと思い、ずっと欲しかった自宅用の真空管アンプを買いました。

SUPRO Delta King 12のスペック

  • 出力:15W
  • コントロール:VOL、BOOSTスイッチ、DRIVEスイッチ、TREBLE、MIDS、BASS、REVERB、MASTER
  • 真空管(チューブ)
    プリ管:1x12AX7、パワー管:1x6L6
  • 入出力:INPUT、LINE OUT、Boost/Drive FTSW、Power Amp Input
  • スピーカー:1×12″ CUSTOM DK12 SPEAKER
  • サイズ:43 x 19 x 41 cm
  • 重量:13kg

家で音を出すだけなので出力は10Wくらいあれば十分、幅は40cmくらいがちょうど良いかと思っていたので、SUPRO Delta King 12はサイズ的にぴったり。

プリ管は12AX7、パワー管は6L6が1本ずつでアメリカンな組み合わせ。整流管はダイオードなので、さすがにオールチューブアンプではない。しかしまあこのサイズと価格ではこれで十分。

SUPRO Delta Kingはサイズと出力違いで1W、5W、15Wのモデルがあるんだけど、ある程度出力がある方が音作りの余裕がありそうなのと、サウンドハウスで値引きされていたのもあり15Wモデルにしました。

SUPRO Delta King 12の外観

カラーは一番気に入ったBlack & Cream。中央に走るストライプがレースカーのようで渋いです。

SUPRO Delta King 12

コントロールは、基本的なTreble、Mid、Bassの他に、Volume、Master、Reverb、ミニスイッチでBoostとDrive。マスターヴォリュームがあるので、ゲインを上げつつヴォリュームは抑えられるという家アンプに必須の仕組みが揃ってます。

バックパネル。電源ケーブルは直付け。アース付き2ピンプラグなので、日本の住宅事情には合わせやすい。電源ケーブルを変えて楽しむことはできないので残念だけど、沼にハマらずに済むと考えればまあ良いか。

SUPRO Delta King 12

Boost、Driveのオンオフをフットスイッチ(別売り)でできるようにする端子、ラインアウト端子、プリアンプを飛ばしてパワーアンプにインプットする端子。パワーアンプインプットは、別のプリアンプを用意して活用できそうなので、これは今後の楽しみになりそう。

SUPRO Delta King 12

SUPRO Delta King 12の音

音について、まず非常にクリーン。クリーントーン超綺麗に出ます。艶があり奥行きがありクセがない。購入動機としてまずクリーントーンが綺麗であることが前提で、歪みはペダルで作れば良いやと思っていたので、ここはとても素敵。

Treble、Mid、Bassはそれぞれ自然な効き。Bassはボディサイズもあってズンズンくる感じではないが、家で弾く分には十分。Trebleは結構派手に効くので、上げていくとチャッキチャキになる。Midもグッと分厚くしたりドンシャリにしたりと、効き幅が良い感じ。

Volumeは上げていくとグッと歪みが乗ってくるのかと思いきや、Maxまで上げてもほとんど歪まない。シングルコイルだからかな。アンプ自身の真空管をプッシュして歪ませていく使い方は前提ではなさそうな気がする。Volumeを全開だとパワーアンプが稼働している感じがしてほんと艶のある太い良いクリーントーンが出てくるので、そこでMasterで音量をコントロールしてやると使いやすい。

ミニスイッチのBoostについて、ONにすると音にハリと艶と音圧が出て、とても良いクリーンブースト。シングルコイルでクリーン出す時は常時ONでも十分使えると思う。強く弾くとわずかにクランチする程度の歪み量なので、そこに歪ペダルを組み合わせても良い音がする。

Driveスイッチについて、ちょっと硬めでエフェクターっぽい音だけど、癖のない素直な歪みでこれはこれで良い。ペダルつなぐのすらめんどくさい時もこれで十分。Boostスイッチと合わせるとちょうどよくドライブ感が得られる。

Reverbはかかりがあっさりめ。12時くらいまで上げると、はっきりとわかってくるレベル。残響が自然でかけっぱなしでも使いやすい。
でもこのアンプは心地良い奥行きが感じられるので、Reverb無しでも十分。

動画だとこちらが一番良くわかるかな。海外のレビュー動画でよくあるおっさんが延々とウンチク垂れ流しが全く無く、ただただ弾いてくれるので何度もリピートできます。本当に美しいクリーントーンですよ。

まとめ

小型の真空管アンプは探すと結構各社出していて、かなり選択肢が多い。その中でもSUPROはちょっとマイナーというか。天下のMarshallやFenderとは違うけど、逆にその辺を使いたくないけど個性的で音の良いアンプがほしいという層にはぴったりかと。

このSUPRO Delta Kingはエフェクターでの音作りを前提としているのかなとも思ったんだけど、クリーントーンがめちゃくちゃ良いので大抵のペダルには合うと思う。その辺は現代的なニーズにとてもマッチしているかな。ルックスもおしゃれで部屋に置くだけで映える。

クリーン~クランチが良くて使いやすい小型真空管アンプとして非常にオススメですね。

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