奈良のハンドメイド・エフェクターブランドminimichine の、素敵なクリーンブースター「あをによし 」を買いました。
あをによし【ON/OFFスイッチ・LED搭載モデル】 | minimichine on the BASE
※発送まで3日〜1週間ほどお時間いただきます。minimichineのギター・ベース用ブースター”あをによし”です。”あをによし”とは、minimichine製品の産地である奈良の枕詞。なので特に意味はない言葉なのですが、味付けしないクリーンなブースター(≠意味なし)ということで名付けました。原音をそのままボリュームアップさせるブースターです。コントロールはVOLUMEとTONE。TONEの…
「うらら 」を買って以降minimichineのファンになったもんで、今回は新品で買いました。
超素敵な外箱、和紙を使ったルックス
こちらもやっぱり素敵なボックスに入っています。LED&オンオフスイッチ付きモデルを選択。
和紙を使った筐体がきれいで素敵。「うらら」はデザインの上にクリアーの塗装をしていたが、「あをによし」はデザインの上に薄いアクリル板を被せるようになっている。
これで塗装剥がれのダメージからも守れるのかな。ぼろぼろに使い込んだエフェクターも良い味でるけど、きれいなままで使い続けられるのも嬉しい配慮。今は全モデルがこの仕様とのこと。
サウンドレビュー
コントロールは至ってシンプル。
上のツマミが持ち上げたい周波数帯をセットするツマミ、下がその周波数帯を持ち上げるレベルツマミ。
この二つのツマミの効くレンジがまた絶妙。キンキンな超高域やズンズンな低域まではかからず、ギターやベースの美味しい帯域にかかるようになっている。
持ち上がるレベルも、非常にクリーンなまま持ち上がる。今まで使ってきたクリーンブースターは最大までレベルを上げれば多少は歪むものがほとんどだったが、「あをによし」はほぼ全くと言っていいほどクリーンなまま。クリーントーンにも歪みにもかけっぱなしにできる。これは嬉しい。
これはオフにする必要が無いから、LEDもオンオフスイッチも無いモデルで十分だったかも(笑)。
ちなみにツマミを回すとノイズが出る。構造上しょうがないものだそうだが、まあアナログレコードのノイズみたいなもんだと思えば良いかな。弾いてる時はツマミは回さないし。
「うらら」とのコンビが非常にハマる
買う前から期待していたのが、「うらら」との組み合わせ。
低域の太さが魅力の「うらら」でそれが好きではあるのだが、トーンコントロール全開状態が通常モードなので、“もう少しハイが欲しい…”と言う時にどうしようもなかったのは事実。
そこにこの「あをによし」を置いてやればばっちりハマるんじゃないかと思っていたが、実際ルックスも音もピッタリハマった。
「あをによし」の周波数帯ツマミを2時〜3時くらいを持ち上げるようにしてやれば、「うらら」の太い音そのままで美味しいハイミッドをコントロールできるようになる。
逆にツマミを反時計回りに回してローミッドをブーストしてやれば、中低域の分厚いサウンドにすることもできる。
これはめちゃくちゃ音作りの幅が広がる。
あと見た目のマッチングもばっちり。足下見てるだけで楽しくなります(笑)。
まとめ
シンプルかつおしゃれなエフェクターがお好きな方はハマると思う。
おしゃれなだけでなく、音もばっちり良い、本当にクリーンなブースター。かけっぱなし奨励。
minimichine、マジで好きです。
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