2013年5月11日、12日に幕張メッセで開催されるOZZFEST JAPAN、チケットは2日分買って参戦予定なんだけど、一昨日4月14日日曜日にちょっと驚きのニュースがあった。
なんでも11日にももいろクローバーZが出るんだそうな。
ウッスイ自称メタラーな俺としては、最初に思ったのが「なんで?ありえねー」だった。
誤解を恐れずに言えば、基本的にメタラーはアングラ指向で閉鎖的である。
上級メタル原理主義者ともなると、ここにさらに「洋楽至上主義」が加わるので、今回のようなメタルフェスに日本のアイドルが出演するなんざガソリンに火をつけるようなもんである。(案の定SNSではだいぶ炎上している模様)
そんで次に思ったのが、「チケット売れてないんかな?」だった。
開催一ヶ月前になってもまだチケット残ってるというのは、LUNA SEAみたいにあっちゅーまにドームのチケットが売り切れるのを何度も体験していると、このレベルのフェスでまだ残っているというのは売れてないって思えるのだが。どうなんでしょ。
そして案の定ももクロ参戦が決定したら、15日夜にはチケットぴあの11日分だけ売り切れていた。これはやはりももクロ効果でしょうね。
そんな客寄せパンダ的な扱いをされてるももクロを不憫に思いつつ、最初は「メタラーによるメタラーのための世界メタル祭典」だと思ってたOZZFESTが、出演者が発表されるにつれて、ほんの数組の洋楽ヘヴィネス大御所とその他大勢の日本人ラウドバンドフェスでござるに規模縮小しつつあったので、何となくテンション下がり気味であった。チケット売ろうかと思ったり思わなかったり。
ただ、ちょっと頭を冷やして考えてみると、これは割と凄いことなんじゃないの?と思えてきた。
完全アウェイだってことはももクロ側もわかってるはず。そこにあえて出演するというのは並大抵の度胸じゃできないよね。
そこでおっさんメタラーが二十歳にもなってない小娘ちゃんたちにケツの穴の小さい事言って排除してたんじゃ、メタラーの程度もタカが知れるってものです。
というわけで、「なんか日本のバンドばっかで微妙やな?」とか思ってたが、ももクロ参戦でにわかに盛り上がり始めてきた今日この頃。
メタルの器が試されそうで、いろんな意味で楽しみです。
まあ個人的に超絶観たいのは12日のTOOLだけなんで、11日は別にグダグダでも構わんぜ(笑)。
あと一つ心配なのは、こんだけチケット売れてない(と思われる)と、次回こういったメタルフェスの開催が危ぶまれるような気がする…。日本のメタルシーン、終わってる?
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