台湾のメーカーCHORD&MAJORの新しいイヤホン、Rock-Major8’13を購入しました。
2年ほど愛用してきたApple In-Ear Headphonesが、どういうわけか行方不明になってしまったため。
秋葉原のイーイヤホンで購入。
高級感のある木製のケース。ポーチと予備のイヤーチップとクリーナーが入ってる。
ハウジングは一風変わった形状。金属製だけどちょっぴり陶器っぽい感触もあり、素敵。ケーブルをストッパーで支えてるため、断線しにくそう。タッチノイズも軽減するらしい。ケーブルは少々細い。
1ヶ月程使ったところで、以下レビュー。
装着感
元々Appleインイヤーで装着感が軽くて快適だったのが一番気に入っていたので、そこは重視していた。
Rock-Major8’13は決して軽くは無いが、耳にしっかりとハマり歩いていてもずれない。服にこすれて出るタッチノイズもそれほど気にならない。
絡まりにくさ
電車の中でカバンから取り出した時にぐっちゃぐちゃに絡んでると、一気に萎えますよね。Appleインイヤーはその辺も良くて、無造作にしまっててもあまり絡まずにパッと取り出してサッと耳にはめれるくらい携帯性が良かった。たぶんケーブルの太さとハウジングの重さのバランスが良いんだと思う。
Rock-MajorはAppleインイヤー程軽くはないけど、やはりこちらもケーブルがそれほど細くなく、重量バランスが良い。カバンに放り込んでおいてもぐちゃぐちゃにはならないので携帯性が良い。
遮音性
外の音が全く聴こえないわけでも無く、音楽も十分に聴けるくらいの遮音性。通勤時は大部分が地下鉄なんだけど、iPodのヴォリュームは2~3くらいで十分。
昔イヤホンの音量を上げて聴いてたら耳を痛めてしまったことがあるので、個人的にあまり音量は上げたくない。Rock-Majorの遮音性は必要十分なものだと思う。
音質
Rockタイプと銘打ってるだけあって音の重心が低めで、音の広がりはそれほどでもないが、ベースとドラムの音が良い。そのおかげで迫力ある音になっている。バランスが良く、低域をブーストしてないところが好感触。そういう音は聴き疲れするから、個人的にはありえないので。
ギターサウンドも伸びやか。ヴォーカルものはクリアで、男女問わず聴けると思う。クラシックも小さい編成は悪くない。SUGIZOのヴァイオリンが綺麗に響く。ただあまり音場の広がりが無いのでオーケストラはどうかな?ジャズやエレクトリック系はあまり詳しくないんで明言しないけど、ダメって事は無さそう。
何より、室内でのリスニングにも十分良い。Appleインイヤーは屋外では良いけど室内で聴くと悪くはないんだけど、なんだかがさつな音でバランスがイマイチでちょっとな、というところがあった。Rock-Majorはクリアでバランス良く、ほどよくパンチもあり、耳をそばだてても十分聴けるレベル。自室ではオーディオ・テクニカのATH-A2000Xを使ってて最高に気に入ってるんだけど、Rock-Majorは違う路線で良い感じに聴けると思う。
総評
1万円+αでこの音が手に入るのは素晴らしい。フォルムも個性的だし、高級感もあるので愛着がわく。大事にしたいイヤホンができました。
コメントを残す