iBasso Audio のスティック型DAC、DC-Eliteを買いました。
スペック
- ROHM社 BD34301EKVチップ
- iBasso 4セクションステップアッテネーター搭載
- 自社開発FPGAテクノロジー
- NDKフェムトクロック水晶発振器
- チタニウム合金高品質筐体
- 3.5mm / 4.4mm / SPDIF
チタニウム合金筐体というのはかなりそそられました。あとケーブル脱着可、LightningケーブルだけでなくUSB-Cケーブル付属、アンバランスだけでなくバランス接続対応というのも今後のステップアップに良い。
DACチップの解説はこちらが詳しい。
使い心地
初めてのスティック型DACということで比較対象は無いんだけど。
DAPがわりにiPhone 12 Proを使ってます。容量は128GBでちょっと少なめだけど、アプリはほとんど削ってSpotifyとミュージックAPPくらい入れておけば下手なDAP買うより安定しているし使いやすい。
チタン筐体は見た目に反して軽い。しかし角が立っていてゴツくて痛い笑
しかし付属のレザーケースに入れるとなんかダサい…ということで裸で使ってます。良いケースないかな。
ケーブルは柔らかめで取り回ししやすい。Lightningコネクタ周りはちゃんと噛み合わせされて接続は問題無し。熱は結構発生するので、コネクタを触るときはちょっと熱いですね。
バッテリーは1時間くらい使って15%くらい減った。他のDACだとどうなんですかね。レビューとか読むと結構大食いの部類に入りそうだけど、四六時中聴くような使い方をしなければ特に問題は無さそう。
ステップアッテネータ付きアナログヴォリュームについて、これは他のレビュー読むと賛否あるようで。特に音切れするところとか。個人的には曲中で細かく音量を変える聞き方はしないので、特に問題無し。しっかりしたクリック感があるので、勝手に変わることもない。少しだけ調整をしたいときは側面にデジタルアッテネータがあって1dBずつ音量を落とせるので、微調整しやすい。
サウンド
なんの誇張も無く、ただ良い音です。良い音を突き詰めたらこうなった、ような。ロスレス音源は伸びやかで艶があって本当に良い音。圧縮音源でも特有のペラい質感を感じさせず、豊かな音で聴けます。デジタル補正されたウソくさい定位感や臨場感じゃないんですよね。本当にちゃんとした空間の中で音を聴いている感じ。
波形的にはカマボコ型なのかな。ヴォーカルやギターがしっかり聴けます。ベースがブリブリイワす感じはないけど、ソリッドに鳴っているのがわかります。
良いイヤホンの影響もあるかも。ますます愛着湧くよね。
そのうちリケーブルでバランス接続もしてみよう。
まとめ
良い音というのがどういうものかがわかる一品ですね。お値段は高めですけど、そこそこの品とは一線を画すものだと思う。DAPだと高級なものはウン十万とかして、そんなのはもう手を出す気も起きないんだけど、スティックDACでこの価格でこの音が手に入れば文句無しですね。
DAC POCKET LARGEを買ってみた
スマートフォンにMagSafeでくっつくLEPIC DAC POCKET LARGEを買ってみました。
通常サイズでは入らないDC-ELITEのような大型ドングルDAC用ですが、結構キチキチ。サイズ的にはiPhone12 Proにちょうどいい。
でもこれをジーパンのポケットに入れるのは無理だなあ…
良いところ
- バッチリ固定されるので、安定感がある。プラプラさせているより安心です。
微妙…
- 高さがありポケットに入れるのはキツい。
- スマートフォン操作がやりにくくなる。
とりあえず使い続けてみますが、なかなか一長一短あるね。全てを解決ってわけにはならないかな。
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